オタク・ログ

オタクが観たものの感想や備忘録などを書きます。

インソムニア・ミステリーに参加してほしいというブログ

こんばんは。オタク、元気にオタクしてる?
こんな世界でもオタクができる。ありがたいですね。

今日は絶賛沼落ち中の「インソムニア・ミステリー」について書きます。

インソムニア・ミステリー」とは?

簡単に言うとライブ配信の舞台です。しかも視聴者参加型。
ストーリー毎になぜカメラ(これで視聴者が観ているという設定を兼ねている)があるのかは違うようですが、固定されたカメラからとある部屋を覗きながら、チャットで登場人物(チャットを見れるスマホを持ってる)と話しながら物語を楽しみます。

現在はトライアル公演中とのことですが、既に第二弾まで全10公演が行われました。
第一弾:忘れられた箱庭の罪人(#箱庭の罪人)
【8/14(金)夜】インソムニア・ミステリー第1弾「忘れられた箱庭の罪人」 | Peatix
第二弾:恋人を殺す9つの方法(#コココホ)
【9/11(金)24:00回】インソムニア・ミステリー第2弾「恋人を殺す9つの方法」 | Peatix


劇場での公演が難しい今、配信公演が増えてきていますが、インミスは配信という手段をうまく活用している公演だなと思います。
これは配信だからこそ生きる演出(カメラで見ている、チャットでやり取りができる)で、ストーリーとの親和性も高いので、不利な状況を使えてすごいなと純粋に感心してしまいました。それが一通りでなく何通りも出てくるのがすごい…。

脚本を書いている渡辺流久里さん曰く、視聴者的にはTRPGのようなものらしいです。
視聴者として物語を観ているけども、自分ではなく”こんな発言をする人”としてチャットを送っている感覚になります。
登場人物と話せるといっても好き放題言うわけでなく、話の流れに沿って発言していくという感じですね。
視聴者のチャットについては後で詳しく書きます。

第三弾があります

多分、私がインミスを知らないまま過ごしてたら死ぬほど後悔するなと思ったので、回し者のように勧めています。
怪しい者じゃないです…ただの沼に落ちた消費者です…

第三弾:呪われた朗読劇
【9/18(金)24:00回】インソムニア・ミステリー第3弾「呪われた朗読劇」 | Peatix

9月18日24時から第一公演が始まり、なんと5日間祭りが続きます。正気か?(月曜から仕事の顔)
今回は22時回もあって日付が変わる前に終わるので参加しやすいんじゃないかな?と思います。
自分の部屋で観られるので、終わって最速5秒で寝れますよ。

声優さんのオタクなので朗読劇は大好きです。ねえ…なんで呪われちゃったの朗読劇くん…(?)
複数の謎解きや探索のある公演とのことで難易度は5段階のうち4とのことですが、まあなんとかなるっしょ…楽しみです。

こんな人におすすめ!

いや~~ぶっちゃけ観劇のハードル高くない?って思ってるあなたに観てほしい。

☆脚本の渡辺流久里さんの作品が好き

→なぐりさんの脚本は今回も最高なので観よう

☆1、2弾で出演したキャストが好きまたは気になる

→今後また出演するかはわかりませんが、出るかもしれない(出演者ガシャか?)
アドリブな部分も多いとのことなので演技力の高さがわかる・すごいとなるので、ぶっちゃけ誰がくるとしても観て、この俳優さんすごいなと思ってほしい。


考察するのにここ最近はまっているのでインミスは個人的にめちゃくちゃ面白い作品です。
謎解きは苦手だな~とか、チャットで参加するのハードルが高いな…って思ってる方がいても心配いりません!
謎解き(が必要なとき)は誰かがやってくれるし、やらんというのもあり。チャットも見てるだけでもいいし書き込みたくなったときに書けばいいんです。

何より、観てほしいのは俳優さんのお芝居……まじですごい。
第3弾以降の出演者が誰か、何人いるかもわからないですが、複数のエンディングがあり、さらに観客の(予測不可能な)発言に柔軟に対応していく、これはすごいですよ。本当に。



インミスのすごい&おもしろいところその1

その公演が始まるまで出演者が誰かわからないということがひとつ挙げられます。
8月に第1弾、9月2週目に第2弾とあり、初回の公演開始まで一切の情報がありませんでした(かろうじてタイトルとあらすじだけわかっている)
第3弾も全8公演誰が出るのかわかりません……全部同じなのか、日替わりなのか、回毎に違うのか何もわからない…何人いるのかもわからない…(今回はひとりっぽい?という予想)


ネタバレはしませんが、1、2弾とも全公演に出演した新井裕士さんは本当にすごかったです。
第1弾はほぼ一人芝居でしたが、一人芝居と言えど話の流れもわかってない何を言うかわからない観客を相手に60分もやれる!?すごい。
観客からのチャットへのレスポンスはありえないほど速いです。
エンディングがどうやって決まるかはあまりわかってませんが、いつの間にかルートが進行してる……脳の稼働率100000%くらいありそう。

観客の発言に対してリアクションをとっていくのでコロコロと感情が変わることもあり。
話の流れを考えつつ、台本と観客の発言に矛盾しない台詞をアドリブで考えるってなに??????
どこからどこまで台本があるのか知らないですけどね。

第2弾は二人芝居で相手とのやり取りがあるのでさらに難易度が高そうなのに新井さんは安定してすごい。
そりゃ全公演起用したくなりますわ。

もちろん他の方もすごいんですが……それは感想ブログ書くときに詳しく書きます……。

インミスのすごい&おもしろいところその2

同じ回が絶対にないということ。
視聴者参加型なので、視聴者の発言に登場人物が答えるので、そういう意味で同じ回はない。
もしかしたら視聴者の発言で話の流れがかわるかもしれない。
複数のエンディングが観てみたいし、同じエンディングになったとしても話の小さな流れは違うはずなのでそこを楽しむのもありかなと思います。
一度観ても楽しいし、何回観てもおもしろいです。

視聴者参加型のチャット

オタクも洗練されてんな、となる。(なお、私の脳の稼働率は無)
前述のとおり、視聴者は登場人物とチャットで話せます。書いたコメントが拾われることもあり(というか結構拾われる)、ついつい色々と発言したくなってしまいます。
登場人物の発言に対して意見することもあれば、「へ~そうなんだ~」のような感想もありました。
もちろん謎解きが必要なときは答えを言ったりもしましたね。

おもしろいのが、視聴者も段々と物語に加わっているような気がしてくるんですよね。

ネタバレしたくないので全然違うことで例えますが、登場人物がうどんかそばのどちらを作るか悩んでいたとします。
前の回はチャットで「うどんを作ろう」、「うどん以外はありえない」、「卵を割りいれたら月見うどんになるからおいしいよ」、という流れになってた。
でも次の回では「そばの方がいいんじゃない?」、「うどんより健康に良さそうだしさ」、「うどんは小麦粉でできてるし太るからやめとこうよ」
と前回でのうどん愛はなんだった??もしかして嘘だったの???と思うような手のひら返しを見せてくるチャットの住人たち。

もちろんマナーを守って発言してね、となっているので、そのへんは一番気を付けて発言してるはずです。
これからも気を付けよう(いましめ)


なにかを決めないといけないときに多数決になってしまうのはしょうがないと思います。
こうしたいなと思うときは、チャットの流れをそう持っていけばいいですよね。
個々に発言しているはずなのになんとなくひとつの方向性ができあがっていくの同調圧力だな~おもしろいなと思います。
別にうどんが大多数でもかたくなにそばって言ってもいいと思うんですけどね。
そもそも多数決で採用されてるのかも曖昧な気はします。(本当に無責任な発言です。オタクはなにも知らされてないし、頭がパーになったまま進んでいくのでもうよくわかりません。確めに来てください)


インミスとりあえず観てください

1公演目を観て、うわ~~~~そう(出演者、ストーリー)くるのか!と誰も足を踏み入れてない新雪に一歩目を踏み出すのもよし、
少し様子見して、先達の足跡の上にそろりそろりと足を踏み出すのもよし。
だけど気を付けて、その足跡の下は沼かもしれません。

回し者じゃないオタクより。