オタク・ログ

オタクが観たものの感想や備忘録などを書きます。

【感想】浅草怪談屋敷

2024.7.27

浅草花劇場

有井さんに誘われて…(実際には誘われてないよ)
怪談観劇実績開放しました。

 

ホラー苦手だと思ってたけど、映像がない分、己のホラー想像力に頼ることになるので、映像作品とかと違っていきなりびっくり!心拍数!とならないのでこういうのは大好物かもしれないというのが本日の気付き。
でも理不尽霊話はなんでそういうことする?となるのでビビリちらかしつつキレながら聞いてました。

演者側からしたら、自分の語りだけで怖がらせないといけないから難易度高いのかな🤔
全然何があるかわからないまま行ってしまったので、一人ずつ語っていくスタイルでびっくりしました。
百物語だもんね……

浅草は何度も来てるけど地理がわかってない花やしきがどこにあるか知らず…しかも劇場があったのも知りませんでした。
受付を通ると外通路を通過し、賑やかな花やしきを横目に劇場へ。

御札が貼られたボロボロの部屋のセット(廃屋という設定)

どことなくおどろおどろしいBGMが大きくなり客電とステージの照明が消えると廃屋の上の照明が青くついて一気に非日常へ誘われる感覚に。

 

 

◇1部
ほんわか怪談

普通にいい話でどちゃくそ泣いた

 

◯同居のおばあちゃんを亡くした話
怪談で泣かされるとは露も思っていないので必死に涙を堪えつつ。
しかし、お父さんのおばあちゃんへの台詞でボロ泣き。
おばあちゃんはもういないって聞いた瞬間にこうなるんだろうなというなんとなくの話の予想はついたしほぼその通りだったけど、それでも泣かせてくる有井さんの演技力というか語りが素晴らしかった。
それも娘の台詞じゃなくて、泣けるところの大半が父の台詞というのも難しかったろうなという。
テーマ的な部分は父目線ではあるけど、大切な人に感謝や愛情を伝えておかないといなくなってから後悔するというような人類普遍の話でひとつめの話として導入にぴったりだった。
後悔はもちろんあるけど、相手が幽霊になってそこにいるはずだと思って語り掛けていくことで後悔を昇華していくのも残された者の気持ちの整理のつけ方のある意味お手本だよなと。

 


◯居酒屋店長の話

昨日二郎系食べてきちゃったんだけど大丈夫?みなさんの語りが自分の言葉にして話してる感じが強かったので、どこまで台本に沿った話し方なのかがわかんないけど、めちゃくちゃうまくて語り方が一番好きだったかもしれない。


ストーリーが他の人に聞いた話じゃない分、肉付けはしやすそうなのもあるけど、まじで居酒屋の店長かと思うほど。

「唯一の心残りが俺と瓶ビール飲むことって、もっと他にあるだろ」の言い方、優しくてめちゃくちゃ泣いてしまった。

元バイトの子が何で死んじゃったかはわからなかだたけど、もしかして社会人としてうまくいかなくて自分で……とか想像してしまってそんなことになる前に店長に会いに来たら良かったのに…とか
不慮の事故とか病気とかだったら、それこそ仕事終わりの何気ない店長との時間がそれだけ楽しかったのか……もっと、家族とか友達とかいるだろ、なんで何年も会ってない俺と、こんな瓶ビール分け合うくらいの短い時間だぞ…みたいな店長にめちゃくちゃ感情移入してしまった。

ストーリーもものすごく好きで良い芝居×良いストーリーで大変良かった。


◯病気で亡くなったお母さんの日記を読む父娘の話

一番泣かされた自信がある。
でもぁみさんには負けた自信もある。
めちゃくちゃ泣いて「え、こんなに泣いてるの私だけ…?」って思ったらステージ上で顔覆ってめちゃくちゃ泣いてて、また共感泣きしました(人が泣いてるの見ると泣いてしまう質)

娘視点から母の気持ちを知るという設定がまたささりやすいのかな、と。
有井さんの物語も、娘視点だったけど、フォーカスがお父さんとおばあちゃん(父の母)だったので、そちらはどちらかと言うと男性や大きめの子がいる世代の方がささりやすいのかなとも思う。

大滝さんの緩急の付け方がより一層涙腺を刺激してきてすごかった。
母の日記を読むという展開なので、母のひとり言という感じだけど、「病室で3人で過ごせて嬉しい」「お父さんのシャツに皺が寄ってた」「シャツにアイロンをかけてあげたい、煮物をたくさん作ってあげたい」とかくらいまではゆっくり言ってた感じがするけど、
「お父さんにまた告白してほしい」「お父さんがしわくちゃになるのをみて、一緒にしわくちゃになっていきたい」あたりが息もつけないような畳み掛ける口調だったのが、もっとやりたいことがあるというお母さんの未練だったり、時間がないというような表現にも思えて素晴らしかったし涙腺を叩き壊された。


◯愛犬の話

緊張していらっしゃったのか、時系列や彼氏(ゆうくん)との関係がちょっと把握しにくいところがあった。
あの長い話を一人で話さないといけないので、もちろんめちゃくちゃ難しいのわかるし、私だったら絶対に無理なので、もちろん語り手の皆さんにはリスペクトしかないんだけど、すごい緊張してたのが伝わってきたな…と。

 

なぜ私が引っかかってしまったか思考を整理したかったので書いたけど全く読む必要がないので最後のほうにおいておきます。

 

 

百個目のお話が終わり、ろうそくが消えても何も起きず、参加者たちがガヤガヤする中、廃屋でカップル成立めでたしめでたし。

楽屋の犬の鳴き声の怪奇現象、鳴き声の練習だとわかる(ほっこり怪奇現象でほっこり)
犬の鳴き声うまくてわろてもうた。

 


◇2部
極怖怪談

ほぼ1部と同じ構成。
「男さん(名前忘れちゃった)いい人ですよ〜」
女さん(名前忘れちゃった)がスマホで調べてるのは同じだけど1部と違って素っ気ないというかほぼ無視。
もしかしたら違和感ないように男さんの「おい、やめろって」がすかさずに入って女さんの反応を入れさせて観客をミスリードしてたかもしれない。
本当は女→男に「なに?(怪訝)」って言ってるけど、観客には友達にからかわれて男が「やめろって」女「(なんか言われたけどよく聞こえなかった)なに?」みたいな1部と同じに見せるような感じ。

「今の誰?」「地元の後輩」みたいなのが1部ではあったようなないような……なかったかも……でも後輩って言って、「友達に誘われたんだけど」って言ってた気がするんだよな。


10話くらいきけて楽しかったけど何個か忘れてしまった……
思わず「ヒィ」という声が漏れてしまうことがあったけど小声なので許して…怖いけど霊感ないマンなのでエンタメとしてめちゃくちゃ楽しめました。でもやっぱりカーテン開けたり暗い部屋怖いよってなるのよ。


◯廃病院の話
同僚?に聞いた話
九州で有名な小児科の廃病院←実在しそうなところが怖い
遊び半分でそんなところに入るな
ガイドみたいな感じで見て回った←フラグかと思ったけどそうではなかった
使い捨てカメラがなくなって探すことに…←写ル◯ですすぎて時代を感じア゙となる
地下に降りるな、霊安室じゃんとなって歓喜ポルターガイストすな、散り散りになるな
帰りに2人事故死、もう一人は数年後に病死(だったっけ?)、自分大丈夫ですかね〜やないねんな
呪われてそうな一人だけ生きながらえてる人から聞いた話というなのがこわい

◯池の近くに行く道
ドローカルトンネルよくあるよね、歩いて通るの怖くなっちゃったよ……
トンネルを横切るな、フロントガラスに乗っかるな

遠出をして他県に行くときに山道のトンネルを通ることになるんだけど、もちろんドローカルトンネルじゃないのでちゃんと明かりも一定間隔にあるんだけど、あのオレンジのライトが子供の頃は怖かったんだよな〜しかも夜に帰ってくるから。


◯ベランダにずっと向こうを向いて立ってる男がいる家にずっと住んでる怖い男の話
玄関あけっぱなしにするのやめな???(防犯)
幽霊おるやん〜って思ったのにその後もカーテンと窓開けるのやめな??肝座りすぎて逆にお前が怖いよ。
幽霊振り返ったりするのかな〜と思ったらあっち向きっぱなしであんま実害がないのはそれはそうだが。
ベランダにいるし飛び降りかな?と思ったら首吊りか〜
終わったあとのトークで言ってたかもしれないけど、最初はこれ家主男の未来かも?みたいに思ったけどオチがそんな怖い家にまだ住み続けてますという人間の謎の怖さだったのもおもろかった。


◯大滝さんの初手話のマイマイクスタンド
これ、窓から挟まって覗く人を表現するためだけに用意した???
関係ない人んちになんで挟まりに来た??しかも二階のロフトの小窓に???そこに縁があったんか???いや、ないだろう。

聞き取れなかったんだが、◯◯という具体的な人の名前?を言って、「◯◯(人名)、??という(聞き取れなかった)死に場所を探しています!」(クソデカボイス)

話がひとつ終わるたびに訪問客の男役のHIMERUさんが、「気付いてほしかったんだろうね」とか幽霊寄りのコメントしてるのがある種の伏線になってるのが終わってからおもしろかった。

さっきのベランダ首吊り男は死に場所を探してたどり着いた三階小窓挟まり男ではみたいなちょっと和やかなフリートークにしてくれたのも箸休めによかった。


◯ぁみさんのストーカーおじ話
やっぱり怪談本職の方だなという語りで、おじが迫ってくる緊迫感をすごく感じて、布団被ったら布団の中におじがいた、というオチでヒィという声が漏れてしまいました。

山田「ぁみさん」「村上です」
「村上さんは本職だから上手で〜(ニュアンス)」「普段はヤクルトで四番打ってるので」←返しうますぎてめちゃくちゃ笑った

◯百話目
これまで1話も話さなかった訪問客男さんの後輩の話
「ある男の話なんですけど、交差点で信号待ちをしてスマホを見てて」
「向こうから危ないって声がしたけど、投げ出される体、鈍痛。(うろ覚え雰囲気)」「そうやって俺、死んだんですよね」
こちらがえ?となってるまま、立ち上がってろうそくの火をふっと消すと暗転。

少ししてステージ上の照明が点くと、語り手たちの姿はなく、訪問客の男女のみ。
「え、みんなは!?」
「私、出入り口の前だったけど誰も出ていかなかった」
「◯◯(後輩の名前)は!?ここに来る前にあいつに会ったじゃん」
「誰とも会ってないよ」←冒頭を思い出して身の毛がよだつ

「そうだ、あいつ死んだって今思い出した」
「そんなんだからつけこまれるんだよ」
語り手のみなさんが👻ポーズをしながら袖やセットのふすまの影から出てくる。
取り憑かれてBADEND

怪談だけでなく、この1部2部の構成が最高だった。
3部は見れなかったのでどうだったのかわからないけど…


終わった後のトーク
早乙女さん「1部は家系(の怪談)が多かったから〜」「ラーメンじゃないですよ!」←偶然かトーク力のうまさかわからんけど最高すぎた。

 

物販のランダムブロマイドはランダムか~と思ったけど、キャストひとりのランダムだったので、ランダムを売り出す運営に見習ってほしいです。

でも選べるのが一番良いです。

全部買うんじゃなくて思い出に数枚ほしいなってときもあるので、①選択可と②ランダム(個人ごと)という方式にしてほしい。

 

 

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~愛犬の話の構成の思考整理~


"彼氏がいるんです。彼のことが大好きで、結婚するならこの人しかいないと思ってて、でもそういう話にならないんです… それなのに、別れた、それも数ヶ月前に…それでゆっけのことがあって会いに行ってよりを戻しました。結婚式のウェルカムボードが…5年前の写真"
5年前の写真!?結婚式もうしたの!?彼氏って言ってたし、結婚の話にならないんじゃなかった?など…
他の人に比べて時間経過の長い話でストーリーの組み立てや伝え方の難しさを感じた。
おそらくだけど、↓が混ざってしまって理解しづらかったのかなと思う。
①過去形と現在形、②自分が見たことか、聞いたことか、③地の文と台詞(回想) 時系列で整理すると
1.ゆっけが昔の飼い主に捨てられる(人間不信になるくらいで捨てられただから、いわゆる箱に入れられていたとか保健所にいたとかなのかなと思ったけど、昔の名前がわかるんだ?)
2.彼氏がゆうくんと出会う
3.ゆっけ、人間不信で誰彼構わず吠えて散歩に行けないほどだったり、ゆうくんの腕を噛みまくったりする
4.ゆうくんがそれでもめげずにゆっけの世話を続けて信念が伝わったのか このあたりでゆっけと命名
5.ゆうくんと付き合い始めて初めて家に行く ゆうくん→ゆっけが自分以外の人に懐くのを初めてみてすごいなとなる
6.ゆうくんの家に遊びに行くたびにゆっけがお出迎えしてくれる、お気に入りの公園で遊ぶ
7.些細なことで喧嘩して別れる
8.彼女が公園に一人で行くとゆっけが走ってくる、一緒に遊ぶ
9.ゆっけを膝に抱えていると、元カレから連絡が。ゆっけが死んだことを知らされる。
10.ゆうくん(元カレ)の家に行き、何だかんだよりを戻す。
11.結婚式をする。ウェルカムボードは5年前のゆっけがいるときの写真(つまり一度別れる以前)
時系列に並べるとそうでもないけど、難しかったと思わせるのが、時系列の並び替えと、どの時点からの目線で話すか。
時系列で話すと当たり前にわかりやすく伝わりやすいけど、それだと盛り上がりにかけるので時系列の入れ替えやどの時点の目線からのストーリーにするかというのはよく用いられる手法ではある。
最初の自己紹介的な導入が「彼氏がいます、結婚するならこの人だなと思うけどなかなか結婚の話にならなくて……」みたいな感じだったので 6くらいの位置にいるのか…と思って聞いていたら、過去の話にとんで、それはもちろんいいしわかるけど1から5を何往復かするような内容に感じたのでちょっと引っ掛かった。
そう感じた理由として、
どうしてゆっけと名付けたかというエピソードのときにゆうくんと出会う前に捨てられたという内容もあった気がするのと、それとは別のエピソードで捨て犬で昔の名前を呼んでも反応しないけどゆっけと呼んだら反応してくれた、みたいに分けられてたということが数回あったからややこしい印象になったと考察。 (名前の由来と名付けエピソードは別で問題ないと思うけどなぜかややこしく感じた)
「彼氏と結婚の話にならない」二十代半ばの女が「実は数ヶ月前に彼氏と別れてた」というのは未練があるという文脈的にも理解しやすいので良いけど、その後、「彼氏とよりを戻し、結婚式まで挙げた」「ウェルカムボードは5年前の写真」という情報を百物語の場で自分で語るとなるとちょっと無理があるのでは? 漫画とか映像作品ではよく見るけど、今回のコンテンツ的には合わない。
話を終えた彼女の立ち位置は「彼氏と結婚の話にならない女」から「既に挙式を終えた女」になる違和感。
「彼氏いるの?」って聞かれて「いますよ〜」(中略)「まあ何だかんだあって今は旦那なんですけどね」みたいなこと言う人もいないわけではないけど…
ウェルカムボードが5年前とここだけやけにはっきりさせてるのも、最初の彼女から一気に歳を取ってしまったような気がしてしまう。
喋っている彼女の位置がフラフラしてわかりづらく、それぞれの期間が不明なので、時間軸上に点をおけるのが破局とゆっけの死の2つだけ。
ゆっけとの写真はゆうくんと一度別れる前までに撮ったものだけど、たくさん撮っているだろうからなるべく最新のを使うのでは?という感覚で考えると、結婚式はゆっけの死から5年程度経っており、結婚式をしたと語っている彼女は、この物語を語り始めたときから5年経っている、と。
さすがに観劇中はそんなこと考えてないけど、「5年前の写真のウェルカムボード?つまり、ゆっけが死んで5年経った?」とそのときの自分の思考を整理するとこうなった。他の人はどうなんだろう。 語尾のニュアンスや文脈で難しくなるんだな…と思った。
逆に少しの工夫で聞き手の理解を促したりもできるんだと勉強にもなった。
自分の話し方や文章もわかりにくいので工夫次第でどうにかなるんだなと。 作品を受けて考えることなんて受け手の自由だとは思うけど、 今回の物語は「ゆっけはいつも遊んでくれた彼女ともう一度遊びたかったんだろうな」とか「死に際に会えなくて寂しかったよね」とかの感情を想起させるのが今回のベストと思うけど、
「『彼の腕の噛み跡だらけのときもありました』と見てる目線で彼女が話してるってことは、付き合う前にゆっけとの関係に悪戦苦闘してたゆうくんを見てたってこと?」「付き合う前はどういう関係?」みたいなところは主題じゃないので、あんまり考える意味がないところは「大学のときの同級生のゆうくんと付き合うことになった」みたいなのが一文あれば、「"同級生の"じゃなくて"だった"だから社会人になってから付き合ったっぽいな?」「ゆうくんは社会人になってからゆっけを引き取ったのかな?」となったのかもしれない。
そう考えると文章に入れる情報や助詞も精査していくべきなんだなと思った。

【感想】ワインガールズ

 

有井さんがJK!?(そういえばこの前もJKの役でした)

ワイン!?行かねば!!!!と思って足を運んだ舞台。

JK3人がワイン作りをする物語という情報だけ持って観劇に行きました。

 

 

◯劇場について

シアター1010

マルイの中にあるシアターで、2階席まである仕様。

今回は2階席で観劇したけど、結構高さがあって見下ろす感じでした。

1階席も前の方から傾斜があって見やすそうな感じがしました。

椅子も備え付けでしっかりしていて、ゆったりではないけど、鑑賞に差し障ることはなくてよかったです。

 

劇場がある北千住はおそらく初めて行ったけど、北千住に住んでた後輩がインスタにやたらおいしそうなご飯とお酒の投稿を載せるので、おいしそうだな〜行きたいな〜とずっと思ってたのでやっと行く機会を得ました。

 

今回はなんと公式とタイアップして紹介されてるお店があったので、観劇後に一軒お邪魔してきました!

お店を探すのはなかなかに大変なので、こうして紹介されてるとありがたいですね。

用事があったのでワインは飲まなかったけど、鰹のたたきめちゃくちゃおいしかったです!次はワインも一緒にいただきたいですね!

 

カフェ寛味堂のランチ

 

◯感想

私のようにほぼキャストの顔と役名が一致してなくてもこの人はあの人だな、とわかるキャラ造形(服装や小道具)

 

まず、最初のシーンは3人の成人式に3人が作ったワインを飲むところから。

ここがゴールということが観客の頭にインプットされてわかりやすいですよね。

冒頭は3人のJKがなぜワイン作りをするか?(コース選択するか)がわかるストーリー。

いちるは両親の離婚で鎌倉から塩尻にやってきて、イケメンの先輩に釣られて安直に(?)ワイン作りをすることに。

結生子は成績優秀で医学部進学を目指していたけど、実家のワイナリーが買収されそうになってそれを阻止するために進学を諦めてワイン醸造家を目指すことに。

美麗はお父さんがガンで闘病生活を送ることになり、お父さんが大好きなワインを自分の手で作って喜ばすことに。

 

ちょっと残念だったのが、最初のシーンで3人が「自分たちで作ったワインを成人式の日に恩師と飲む」というゴールが示されており、3人が高校で出会って切磋琢磨したりぶつかり合ったりしながらワインを作り上げるストーリーがこれから始まるのだろうなと思っていたが、肝心のワイン作りに青春を捧げる描写が少なかったこと。

あらすじで「激しくぶつかり合い、支え合い、ワイン作りに没頭していく」とあったので、ワイン作りの描写が結構あるのかな?と思ってもいたので…

どちらかというと、終盤の弁論大会で結生子(が話してる体だけど、様々な登場人物にも語らせている)が話していた、塩尻のワインは先祖の苦労の上に始まっており、かつて戦争に使われたという悲しい歴史もある。塩尻のワイン作りの先駆者たちの子孫が奇跡のように集い、ひとつのワインを作り上げたという、塩尻ワインの歴史と彼女たちのつながりに焦点がずれてしまったという印象を受けました。

ワイン作りのことはあまりわからないけど、ぶどうを育てるにも土作りが〜水のやり方が〜害虫駆除が〜自然条件との戦いが〜とかあるだろうし、発酵が~とかこの樽でおいしいワインを作るにはうんぬんかんぬん〜、、

いちるあたりがやる気なくしてサボってワインガールズ内でバトったり、結生子の知識がブドウ全滅の危機回避に役立ったり〜とかそういうのも観たかったな〜と。

冬に藁みたいなので温める?作業くらいしか覚えておらず、多分ナレーションで何か言ってたとは思うんですが、気付いたらワインの仕込みは完了していて、成人まで待つ…ということになっていたんですよね。

途中、奥沢家のシーンでボロ泣きしまくってたので私の記憶が消えてる可能性は多いにあります。

 

 

未成年だから自分では飲めないのにお酒作りをするってどういう動機なんだろうな?と考えてたけど、それって意外と世の中の多くの労働者に当てはまるんですよね。

自分や会社で作った製品やサービスを使わないということ…私も確かに使わないけどじゃあなんでこの仕事に就いたか……

 

その点、いちるはままならぬままに大好きな生まれ故郷から半ば無理矢理塩尻に連れて来られて、やりたいこともおそらくなく、そこに現れたイケメンに釣られてワイン作りの道に進むことになったというある意味「よくその進路選択したね!」と言われそうな動機。

最初、それでええんかい!チョロ!とも思ってしまいました。

そういうエイヤ!でやれるのは強いなと思います。

 

専門的な分野に進んだら卒業後もその分野に携わるんだろうなというのが私の中になんとなくあったんですが、いちるは全く関係ない福祉系(だったよね…)に進学しました。

これは結生子に連れられてきた施設でのできごとがきっかけなんだなと思いますね。

地元を離れて東京の大手に就職するゆうま先輩からいちるも一緒に東京に来ない?って誘われたときに、最初に何も考えずにワイン作る!と言ったあのいちるが行くって言わなかったのが、いつの間にか塩尻のことが大切になったんだな〜と。

ゆうま先輩が塩尻のために大手に行くって言ったのもめちゃくちゃわかるし(大手で得た経験や知識、人脈を塩尻に還元してくれとは思う)、

いちるの塩尻のためを思うなら塩尻に残ってワイナリーに入れば良いというのもめちゃくちゃわかる。

夢と恋が両立しない例としてめちゃくちゃ良かったな〜。

学校にも行かずフラフラしてたいちるの成長がわかるストーリーでしたね。

 

北村家に関しては、まさかのつながりやルーツが出てきて驚きました。

冒頭でおばあちゃんのお店を手伝いなさい〜とちらっと祖母(園長先生の生き別れた娘)の存在が提示されたのも憎い演出でしたね。

 

結生子は委員長キャラ出てきたなと思ったらめっちゃ美人〜!となりました。眼鏡優等生。ありがとうございました。

医学部目指してボランティア活動とかもしててこんなに夢と行動がマッチしているのに、家族のために夢を変えることができるのが強いなと思いました。

医者やワイン醸造家というのは手段なのであって、結生子にとって本当に大事なことは「誰かを幸せにすること」なんだろうなとも思いました。

 

百瀬家は結生子が盗み聞きしてしまったワイナリー存続の危機のシーンがめちゃくちゃウッとなってしまいました。

おじいちゃんは結生子がワイナリーを継いでくれるものと思ってたけど、息子夫婦から結生子の医者の夢を聞いて結生子の夢を応援することに。ただ、それと引き換えに自分の大切なワイナリーはなくなってしまう…

しかもその会話を結生子が影で聞いてるのがなんとも…。

家族想いの良い家庭だから結生子があんな良い子に育ったんだな〜と思いました。

 

泣く場面かわからんが、最近家族のシーンに弱すぎて最初から泣いてました。

 

 

美麓………

父に自分の作ったワインを飲ませたいという一心で青春をワイン作りに捧げて、その目的を果たせて本当に良かった。

「はいはい!」「はいは一回!」の美麓の口癖(家族内オンリー?)がレストランでのシーンから始まり、病室のシーンでもそれが生きていて、はいはい言いながら元気良く出ていった美麓が戻ってくるの可愛かったですね。

お父さんの前で元気にしてるの良かったな〜無理に元気に見せているわけでなく、目標に向かって邁進しているから心から美麓が楽しんでいるのが伝わってきました。それがきっとお父さんにも伝わってるはず…

 

病床のお父さんに美麓の作ったワインを飲ませてあげるシーンめちゃくちゃ良くてずっと泣いてた。

お父さんの弱弱しいけど沁み入っている声がめちゃくちゃ良かったな……。

 

ちょっと話かわるけど、そのシーンからすぐ後に有井さんは成人式シーンだったはず…

気持ちの切り替え難しそうだけど、しっかり成人式でワインの出来を喜んでいてさすがだなと思いました!あと早着替えどないなっとんねん!!振袖そんなに早く着替えれる???

 

めちゃくちゃ細かい感心したところ

 

米原校長と牧田がカフェ(っぽいところで)面会するシーンで、米原校長が立ったときにさっとスーツのボタンを留めてたところ。

スーツを普段から着ている人がどういう風にしているかはあまり知らないので現実でどうかはわからんのですが…

別にいらない仕草かもしれないけど、それだけでスーツを着慣れているな、とか礼儀正しい・育ちが良い印象をそれだけで持ちました。

 

最初の印象が部下に誘われても授業をあんまり見に行かない…?みたいなそんなに教育熱心ではない校長だったけど、

ウイスキー党だからワイン命の高山先生と折り合いが悪いだけだったり、わかりやすくポパイおじさんだったり(笑)

コース変更(1年生の途中からだとコース選択ではなくそうなるのか?)後に保護者にすぐに会いに行ったりと実は良い教育者でしたね。

それがスーツの仕草にも表れている感じもしました。私が気付かなかっただけで他にもそういう細かい芝居があったかもしれないな〜

 

登場人物多かったけど、どの人もキャラが立ってて少ない登場シーンの中でもワインガールズたちとの関係性がわかりやすくて良いお芝居だな~と思いました。

 

カーテンコールで挨拶してたときに、メインの子たちばりばり関西人のイントネーションでめっちゃ笑いました。

いつも思うけど、役と素でイントネーション違うのすごくない?

可愛い子ばっかでびびってたら元NMBの方が何人もいらっしゃったんですね!そりゃ関西弁になりますわ。

そして元たこやきレインボーさんの方も!!場内アナウンスで元気な子だな〜と思ってました!

 

 

美味しい食べ物や飲み物を消費するだけじゃなくて、作った人やその背景を知るってすごく楽しいなと最近思うようになりました。

例えばワインをスーパーで売ってる物を買うだけだとたしかに美味しいけど、それ止まりなのがなんだか勿体無いな〜なら飲まなくてもいいかなと思うようになってるんですね。

でも、ワインをプレゼントしてくれた人がいたとしたらその銘柄を選んでくれた理由とかを聞くとおもしろいし貰った事実以外も嬉しくなる。

ワイナリーで、どういう条件で作ってるからこんな味になるんですよ、とかワイン作りでこんなことをやっていますとかいうストーリーを知ることができたら美味しいだけじゃなくてすごくおもしろいな〜と。

 

私の価値基準がモノからコトに置き換わってるんだなぁと今回ワインガールズを観て改めて認識する機会になりました。

そういう意味で、今回の舞台はお芝居やストーリーを純粋に楽しむだけじゃなくて、塩尻の歴史やワインの歴史を知ることができてよかったなと思いました。

塩尻の観光案内ももらったし、長野はまだ行ったことがないので行きたいなと思います!

 

◯観劇について

ワインガールズだけでなく、観劇について思うところを書きます。

全体としては、ストーリーと伝えたいことを理解しやすい導入と構成になっている印象でした。

前述のとおり私は少し物足りなく感じたけど、舞台を見慣れてない人にとっては良い舞台だったのではないかなと思います。個人的な意見です。

 

文化庁の『子供舞台芸術鑑賞体験支援事業』に採択されたということで18歳以下は無料招待されるということで、親に連れられて子どもだけで観劇に来ていた小学生が実際にいたのでストーリーがわかりやすいのが大事だよなと思いました。

 

舞台はチケット代も比較的高いし、やってる劇場も限られている。

ストーリーは子どもが観るべきものか、観てもわかるものかというのがわかりにくいことが多い。原作があればまだ入りやすいかもしれない。

映画は映画館でも安ければ1000円くらいで観られるし、レビューも比較的多かったりするので、それに比べたら短期間で単発やる舞台って観に行くハードルが高いだろうなと思います。

 

私も今でこそ舞台をよく観るようになったけど、社会人になってほいほい(と言っても年数回程度)観に行くようになるまでは、小学生のときに社会科見学で行った劇団四季のミュージカルと歌舞伎を観ただけに留まったし…

舞台を観に行くという選択肢がそもそもなかったんですよね。

観たい演目があるわけではないし、観たいキャストもいないし、劇場も遠いし。

親や周りの人が観劇好きなわけでもないので、連れて行かれる機会もない。

舞台がテレビ放送されることもまずない。

 

(そう考えるとよくここまで立派なオタクに育ったなと思います。)

 

もしかしたら、これが初めての舞台観劇になる人の割合も多いのでは?と思うと、以下の点で良かったのではないかなと思います。

 

・ナレーションで場面や背景の説明を入れることで理解しやすい

・ラストシーンっぽいシーン(物語のゴール)が冒頭で示されており、物語の大筋となんとなくたどる道がわかる

・場面転換が多いので飽きにくそう

・内輪ネタっぽいのがない

 

最近、Xで「ナレーションになるべく頼らずにいかに視聴者に伝えるか」みたいなポストがまわってきて、たしかにナレーションはめちゃくちゃ便利だけど、ナレーションが多すぎたり途中で挟まったりするとテンポが悪くなる作品もあるなと。

今回は休憩有りで2時間半程度、アニメ4-5話分と考えるとまあまあな長さ。映画1本分と同じくらいでもある。

映像作品だとテロップで人の名前や情報を出せたり、場面転換もお手の物。

しかし舞台だとそうはいかないのでやはりナレーションはある程度有効な手法だなと思いました。

 

内輪ネタとか日替りと言われるものは面白くはあるけど、

作品や団体について初見で、キャストのことも良くわからない場合、皆が笑ったり盛り上がってるのに自分だけがわからなくてポカンとしたままだとめちゃくちゃ疎外感があってどれだけ作品が良くてもマイナスになってしまう…

「あれってどういうこと?」と終わった後に聞いて解説してもらえるならいいけど、観劇後に話す相手もいなくてモヤモヤすることもたまにあるので。

コメディ作品やそういう雰囲気の中である日替わりの雰囲気は好きですけどね。

舞台を観始めた当初は舞台特有の日替わりという文化に慣れるまでちょっと時間がかかったんですよね。

何回も観ることのおもしろさに気付くのにも日替わりの存在は大きい(わかりやすく毎回違うという意味で)と思うので、舞台初心者にも複数観劇もトライして楽しんでもらいたいな~と思いますね(誰視点?)

 

観劇後に特別にいただいたKIKYOワイン
程よい甘みでおいしかったです

 

【感想】朗読劇「はなしぐれ」

 

2024/01/26(金)

平日2回まわしの朗読推しのスケジュール神采配でたすかった〜!(土日で友達の結婚式のために帰省が決まってた)

 

1年前の4i5Nぷろじぇくとのトークイベントでまゆしぃさんの書く台本めちゃくちゃおもしろいな、浦尾さんにもぜひ演じてほしいなと思っていたので、念願叶いました!

開演前のステージの写真撮影OKだったので、グッズの浦尾メイソン岳大さんのアクスタとともに写真撮りました。

 

人数が多くて舞台に出たり入ったりの入れ替えが多い朗読は久しぶりだった気がします。

朗読とは言え、マイクは固定ではなく、台本を持ちながらであるけど動いたり、映像もあったりして舞台のような映画のようなアニメのような新感覚の朗読でした。

びっくりしたのは、舞台がスクリーンのようなもので前と後ろに二分されていて、スクリーンの後ろにいる人はスクリーンに隠れはしないけど映像の中にいるみたいになっていたこと。

漫画の一コマにある人物のシルエットにキャストが合わせにいってそこからシーンが始まったり、文字のチャーハンが舞ったりとこだわりの演出がたくさんでおもしろかったです。どこかで言葉が降ってきた気もする。

映像メインの演出かと思いきや、舞台の上から紙や花びらが落ちてきたのもこだわりを感じましたね。

映像という非実体のものと落下物という実体の掛け合わせで、過剰では?と思われる(誰が思うんだ?)かもしれないけど、与えられる物が上質だからか最適に感じましたね。

めちゃくちゃ視覚を刺激された良い演出でした。

 

台本買ったものの台本を見ずに感想を書いているので、間違ってそう。

「買ったばかりの白いスニーカー、雨なのに履いてきてしまった」美波のシーンが終わったあとにマリアがほぼ同じ台詞を言っている。

美波はどちらかというと暗くて内向的な印象。対してマリアは溌剌としていて少女漫画の登場人物のような印象でした。

全然似ていない二人なのに、どうして同じような台詞を言うのか?シーンは入れ替わりで進んでいくし、大学生同士なのに二人のストーリーは交わらないのか?どういう関係性なのか?どうしてだろう?と思いながらもシーンが進んでいくので、ストーリーに観客を引っ掛けておいて没入させるのがうまいな〜と思いました。

ところどころ出てくるリフレイン?やリンクもまゆしぃさんの台本っぽいなと思いました(にわか)終盤になると、マリアたちは美波が自分たちを投影して膨らませた漫画の登場人物で、美波が描いたストーリーだった。

だから美波と同じような台詞やストーリーだった…というのがわかって、それまでに感じていた引っ掛かりや違和感、ギミックが回収されていって、はなしぐれ全体を通しておもしろいな~と感じました。

 

美波&進二人とも平凡で、普通にキャンパスにいそうだなと思いました。

この二人を軸に物語が進んでいくので、友達から聞いた話というようなリアリティのある親近感を始まってすぐに感じました。

個性はもちろんあるけど、他のキャラが立っているので普通〜が際立つ。

 

美波は吉岡さんのみ。

進は狩野さん、笹さん。

 

美波は2公演とも大きく変わった印象を受けなかったけど、進は同じ台詞でもキャストで違いを感じておもしろかったです。

隠れ方もおもろかった(頭隠して尻隠さず笹翼)

 

慎介

鳥居の下に立ってる濱健人の登場おもろかった……チャラ男か〜〜〜と思っていたら、

再現度の高いレイヤーだったし、SSR再現してくれたし(?)、男嫌いの蘭子となんだかんだ仲良くなっているところにコミュ力の高さを感じたし、

怪我で部活に来てない進を積極的に誘ったり(一緒にいたかったんか…)、進の彼女寝取ったり(そうか〜〜〜)、進と良い感じになってる美波を狙ってる感じを出して妨害(?)したりそうか〜〜〜でも進は友情としか感じてない(普通そうだよね←ご都合主義でない現実感のある脚本だった)し、進には言えないと思って最終的には二人を後押ししてる。

 

「お前のこと大好きだからさ」にどれだけ想いがこもってるか私には計り知れないけど、あの濱健人の演技すごくよかったです。

好きなキャラだったということですね…そういえば濱健人のこういうお芝居初めて見たかもしれない良かったです。

 

蘭子

田中ちえ美さんはじめましてでした。

主人公二人が平凡、そこらへんにいる感じだったので、蘭子はちょっと癖が強かったですね。

男嫌いで、男と同じ空間にいるとおなかを殴っているのがトラウマによる自傷行為だとは気付かず…(自分もよく腹筋に力を込めて腹を殴って腹筋の確認をしているので、蘭子も息を止めて気合を入れているのかと思った脳筋…)バックグラウンドが重く、しかもそれが美波と関わりがあることを観客に気付かせるのストーリー的にもお芝居的にも難しそうだなと思いました。

カードは出されたけど、それを繋げるのは観客の頭の中だし、この推測は合ってるけどそうじゃなければいいなと思うようなことだったので。

 

岩渕メイソン

浦尾さんの三十代?の役、珍しい気がします。

(すぐあとに三十代の役あったが)

メイソンっていうからどんな役!?と思ってたらがんちゃんとしか呼ばれず、メイソンのメの字も出てこなかった…文字炒めチャーハンまたやってほしいです。あれ最高すぎた。

 

登場シーンは少なかったけど、「帰れねぇんだ。あそこにいる気がしちまって」みたいな台詞、一気にしんみりさせないといけないけど、一瞬で場の雰囲気を作り出せる浦尾さんすごいなぁ。

 

どれだけ明言されてたか忘れちゃった(台本を読め)けど、東北、この場にいない奥さん…少しの情報で観客が推測した上で、浦尾さんの演技をスパイスとして岩渕のバックストーリーを想像できるのすごいと思いました。

 

遠藤孝二郎

鈴木裕斗さんのキャラが意外すぎてびっくり。

ぎょすさんの中では低めの声なのか?

毎日キャストが入れ替わる中で、ぎょすさんのみフル出場!

いろんな組み合わせでやれるの楽しいだろうな〜

やってる?って店に来るの良かったです。

うちの店にも来てほしい(そんな店はない)

明るい人、気取らない兄貴肌って感じの人柄が少ない出番の中でもすぐにわかって良かったです。

 

マリア&道留

マリア役の松田彩希さん、お顔は存じていたんだけど、出てきた瞬間わかんなかった(髪が長かったので)

髪を長くした理由は美波に近付けるためと聞いてこだわりは〜〜👏となりました。

アクスタの話もたしかに!となりました。こだわり。まゆしぃさんのこだわりもすごい。

 

THE少女漫画というキャラクター(特にすっころんでパンツ丸出しのとこ)だなぁと思ってたら本当に少女漫画のキャラだった。

道留はこんな優男おらんやろ〜と思ったらこちらも漫画のキャラだった。

傘差してあげたり、カーディガンかけてあげたり。

美男美女カップルね、って思ってたらまだ付き合ってなかったその距離感で?

 

汐谷さんは「あ〜〜ふみよしっぽいキャラ〜」というふわふわの甘やかしボイスでキャラに合っててよかったですね。

松本ひなたさんははじめましてだったんだけど、立ち居振る舞いが王子様みたいでリアル漫画やんとなりました。

 

特に印象的だったのは、漫画のコマにマリアと道留が合わせに行ってから始まるシーン。

漫画ですよってもうほぼ答え出されてるのに全然気付かなかった。

南野マリアという名前も進の読み方でなるほど!と思いました。南→北的な名付けもある?名前関連させるの少女漫画っぽい。

 

終盤のラジオ番組が開演前にわけもわからず流れてるのもよかった。

まじで初回はラジオ(諸注意)流れてきて、なんでラジオ?事前コンテンツあったっけ?とびびりちらかしました。

 

恭介

出てきた瞬間、あれ…?なんかデジャヴ……と思ったら慎介オマージュだった。

美波進と違って、マリアと道留は二人がヒロインヒーローという空気感で、もう負け確では…?と思わせられでもそこに噛みついていく恭介…という印象でした。

今井さんの演技みたの初めてだったかもしれない…?

ダウナーな印象なんだけど眼光鋭くて、二人の間に割り込んでしまうんじゃ…という侮れないキャラでした。

 

 

終演後の置かれた傘、スクリーンに映るふたりの近いようで遠いようなじれったい距離のイラスト、雨音(たぶん)余韻の残る終わり方でめちゃくちゃ良かった。

カーテンコールがないことで、余韻に浸りやすくて良かった。(今回はカテコないのが正解だった)

最初から最後まで、それこそ劇場入ってから出るまで世界観に浸れてすごく良かったです。

 

 

ランダム系はもうしんどいお年頃ですが、素敵なグッズがたくさんでよかったです。ランダム系なんとかゲットできてよかった…ありがとうございました。

 

【感想】九十九想太の生活

 

2024/2/28-2024/3/3までシアター・アルファ東京で公演された舞台「九十九想太の生活」を観劇したのでその感想を書きます。

オタクの自分語りも多いです。

 

 

 

劇場に入ると家。

 

https://twitter.com/SPRINGMAN_net/status/1764675582103781400?t=PimG9wH900GsA7cRWJMRQQ&s=19

 

毎回思うけどどうやって建てたの??となる。

前と同じやん!て思って自分が観た過去作(桜田ファミリー物語、弁当屋の四兄弟)の舞台写真探したら基礎は一緒だけど趣が違ってた。記憶どないなっとんねん。

九十九家めちゃくちゃ古いね、築60年(推定)

梁曲がってない!?

壁の日焼けの色〜(テレビの痕跡)

おばあちゃんとかが趣味で描いてる絵はがきみたいなポストカード、城とか五重塔っぽいのでもしかしたら観光地に売ってあるやつかもしれない。

昔うちのばあちゃんも親戚の大叔母さん?もよく描いてたの思い出した。流行ったんかな?

 

食料品置いてる棚にラ王っぽいのあったな。炊飯器あるのにさとうのごはんっぽいのもあった。

カップ麺買ってくるのにどうやってお湯注ぐんだろ…?となった。

ポットっぽいのが炊飯器の横に見えたような、鍋でお湯沸かすんか?

 

デカゴミ袋床直置き〜〜!一人暮らし感ある。

ゴミ箱だるいしいらんよね、わかります。

 

まるやまたつやさんの曲が流れてて、良いよね~って言ってたら時間になって始まる雰囲気に。

 

 

BGMが小さくなって、ぬるっと想太が登場。

二人以上いるときはすごく舞台だなと思うけど、想太やゆうやが一人になった瞬間は本当に家を覗いてるみたいで申し訳ない気分になる。

 

想太、冷蔵庫あけっぱなしで水飲むところな、

でかいペットボトルをラッパ飲みするところな。

どっちも一人暮らしだからできるやつ。

 

最初の状況説明の台本がうまい。

こうじは隣に住んでるし、兄でなくいとこだし、想太は仕事辞めたし、なんとなくの感じが自然に説明されていてうまい。

 

そして、「今日は土曜日だから犬の散歩はさおりの日」というこうじの台詞を受けてぼそっと想太が「今日土曜日か」と呟くことで、想太が曜日感覚もなくぼんやり生きていることがわかる。

 

 

想太とこうじの会話「リッキー、ちっちゃいときは可愛かったのにね」は人間から犬に対する感情だけど、まわりの大人たちから九十九兄弟へ対する感情も似たようなものかなぁと。

他所の子って毎日会うわけでもないので、急に大きくなったり、大人になったりしててびっくりする。

昔は走り回ったり可愛いだけの存在だったのに、自分で物を考えたり悩んだりするようになったんだな〜みたいな。

でもあの頃の面影がチラつくので、小さい頃を知ってると変な感じがする。

(恩師のお子さんが最近卒業したのをインスタでみてもうそんな歳か……となった)

 

みよ→ゆうや「また大きくなった?」みよ→想太「そうた〜🥰おいでおいで」的な感じが、自分より小さかった存在は大きくなってもまだ小さい面影を見てしまう感じね。

 

 

こうじさおり夫妻のトレーナーnaga sugiru inu 何気にイロチペアルックなとこ(しかも同時には着ないとこ)

じゃんけんで決めたら?って言われて、じゃんけんは良くない、じゃんけんへの恐怖なに?

こうじの作ったシナリオでは、こうじ→さおり「夫婦で決めたルールはちゃんと守るべき」のくせに、実際はこうじがリッキーのごはん当番サボろうとしてるの残念な夫感。

 

想太がしぶしぶ散歩に出かけると、ゆうやが帰ってくる。

いや、帰るの話してなかったんかい。電話番号だけしか知らないなら電話出なくて…はあるか。

 

 

想太は来てねって言われて行くけど、ゆうやは行きますって笑顔で言うくせに来ない。ゆうやの外面の良さ。

こうじから「返事だけはいいからな」「そう言ってこないのがゆうやだからな」って言われてるのグレてた時代があるのに意外。

母の三回忌とかも行くって言ってたのに来なかったんだろうな。

 

 

アトム=原子で最小の単位なので、アトムスタッフで解体業者の名前なのおもろい。めちゃくちゃ壊す気満々か?

三条が親父って呼んでるけど、兄貴みたいな感じで世話になってる社長のこと呼んでるだけの可能性90%

三条もヤンチャだったけど今ちゃんと仕事してるし、不動産関係の知り合い紹介できるくらいなの偉い。見積もりも一人でちゃんとできる。

そもそもツナギがかっこいい。なんで?作業着ってだいたいダサいが。うちの作業着と交換して。

 

三条の登場シーンは2回しかないのにめちゃくちゃ印象に残ってる。(おいしい役どころなのもある)

なんというか華がめちゃくちゃある。「〜〜ッスね」っていう口調が軽いのに対して、ちゃんと自分の軸を持って仕事に向き合ってるんだな〜というギャップが良い。

ゆうやに対しては「兄貴〜🐶✨」って犬みたいに懐いてたのに、ギャップがあって大変良い。柴犬。

コーヒーもらうときCMみたいだった。

 

 

ピザ頼んで特急で持ってくる八村。ピンポンしないで庭からくる八村。声がデカい八村。

電話に出たのは八村じゃなかった?

 

たまのやり取りにアドリブが入ってておもろかった。

インド料理屋は一週間でしめたとか、ピザ屋がおじさん(八村父)の夢だったとか

 

ゆうやが八村にお代渡すときも、お金を受け取らないのは久しぶりだからサービスとか、ある回はウエストポーチがなくて(アドリブの仕込みなのか純粋に装着忘れなのか、急いで来たんだや八村)お釣りがないからみたいなそぶりを見せてサービスとか。

 

 

五木家が訪問してくる。

そもそも玄関の鍵あいとんのかい。不用心な。

世田谷区のことあんま知らんが田舎ではないから施錠ちゃんとしよ。田舎でも施錠はしよう。

 

コップを探してるときに、推しの左薬指に指輪がついていてハヒ…となったオタク。

ショック(結婚したのか…俺以外のやつと……)みたいな感覚に一瞬なったのはオタクの通過儀礼なので気にしなくて良いです。そもそも役だし。

推しが指輪してるという事実の尊さでオタクが吹き飛んでしまった。悪霊退散。

 

クソクソ余談だけど、美容院に行くタイミングがなくて観劇前の午前中に近場で髪切ってきたんだけど、美容師さんがそろそろ結婚しようかな〜って言ってて

「指輪いらんくないですか?」「いらんですね〜〜指輪は食べれないからその分おいしいご飯食べた方がよくないですか?」「そう、それ〜!あと旅行行くとかね」とかいう話をした直後のオタク「指輪はいる」

 

推し結婚するかわからん(してたらめんご)し、しても指輪をオタクに見せてくれなそうだから、今回付けてくれてありがとうございました。何かしらの栄養を得られました。

オタクも同じ指輪つけたいとなったけどさすがにそれはオタクキモいのでブランドかせめて指輪の幅とか材質だけでも教えてくれませんか?(キモい)

 

そりゃそうなんだが、指輪を見せびらかすわけでもなく、ごく自然についてますやんみたいなのがめちゃくちゃくちゃ良かった(結婚して10年以上は経ってるのでそれはそう)

 

みよがグミを食べさせようとしたときの治の「ここでやんないでよ〜」家ではやっとるんか?

娘は10歳だけど、パパが若いのいいねと思うと同時に、家で両親がいちゃついてるのどうなんだろ〜いちゃついてないかもしれんが仲は良くていいね。

芋掘りしたりしてるしな。

 

 

みよに「悩んでることがあるんなら何でも言って」と言われて想太がしぶしぶ「自分でもわかんないんだよね」と答えて、「何でも聞くから」という追い打ち。

話を聞いてもらえる環境があるのはありがたいんだろうけど、想太にとってはなんでモヤモヤしてるのかイマイチ言語化できないんだろうし、自分ひとりでモヤモヤしていて、みんな部外者(身内のゆうやは家には住んでいないから)なのに勝手に家を壊す話を進めて想太に強要しようとしている感じがして不愉快なんだろうな〜と思う。

でも想太は根は人を傷付けないようにする子なんだろうなと思うけど、モヤモヤしてるからちょっとの気持ちの変化で相手に当たっちゃうんだろうなと。

だから一度は逃げることで回避しようとして、次は言葉をぶつけてしまう。

 

佐竹のおばさんちがどこにあるかわかんないけど、想太が子供の頃の平成にもまだ肥溜めがあったんか………?そのへんの事情わからんけど、想太災難だったな………

肥溜めに落ちるって、ふ〜ん落ちたんだねぇとわかった顔で聞いてるけどどんなもんか全然わからんのよな。創作上よく聞くけど、実物やシステムをよく知らないので。

運んできた糞尿を入れやすいように畑や田んぼのそばにあったって聞くし、足元より下にあったほうが注ぐには都合が良さそう。

ダンジョン飯の非公式個人解説で肥溜めは日本独自のシステムだって聞いたのが最近の肥溜め知識。

 

 

佐竹のおばさんや中田の海など、具体的な地名をめっちゃ出してくるところがスプリングマンの台本っぽい。

佐竹のおばさんとか出てきてもなんもわからんけど、そちらの共通認識があるんだろうなとか、昔夏はあの海に行くのが定番だったんだろうなとか、

七瀬が釣り行こうぜ、市谷?でなんかよく行ってたのか?とか、ストーリーには出てこないけど、過去にも未来にも話が広がっていく感じがする。

 

 

想太から他人って言われてショックを受けて放っておいたらグチグチと言い出しそうなみよをグミで気をそらさせる扱いのうまさ。部屋で休もうと言って荷物を全部持つところ。

みよから治はちょっと残念な夫って言われてるけどえ〜〜旦那やんけ。

なんでもおいしいって言うのもええやん…

 

 

不貞腐れて昼寝をしてしまったゆうや。

そういう場面を覗くの相変わらず申し訳ない。

 

そこへ来る北九州の男、二階堂。

事前の説明が一切なかったけど、「土地の…」という言葉で地主か〜とわかる(パンフにすごい説明が書いてあった)

下関と門司が出てきたところで福岡出身の私「新幹線で…帰る…!?」確かに、パッと乗れるし羽田より近いけど大変じゃない!?と変なところで引っかかった。門司あたりの空港からの利便性わからんけども。

北九弁は話者の知り合いが2人くらいしかいないけど、あ〜北九の人っぽいなぁという話し方でよかった。

監修がいるのか…?と思ったら脚本の澁谷さんが小倉出身だった。

福岡は語尾「〜〜けん」「〜〜ちゃん」だけど、北九は「〜〜け」「〜〜ちゃ」という「ん」を発声しないという気付きも得られました。確かに北九出身の先輩その話し方だったわ。

 

よく思うのが、東京の人って「〜なのよ」みたいな東京弁?を使うよね。

なんでか標準語のイントネーションで「〜なのよ」とかを聞くとお姉さん言葉な印象を受けるけどこれはなんの影響なのかな。

おじさんおばさんとかが使ってると違和感というか本当にそういう話し方するんだ?となる。

東京の知り合いがほとんどいないので、飲食店で実在のおじおばが喋ってるの聞いたり、創作物で聞いたりするだけなんだけどね。

 

 

ゆうやはお客さんが来たらちゃんとお茶出したりできるのに対して想太はまだそういうところの気が利かない…?

まわりの大人たちが世話を焼いてくれてたので、葬式とか三回忌とかもなんとかなったんだろうな。

でもゆうやが二階堂にはお茶請けを出したのに、一ノ関には茶だけしか出してないの、ちょっとおもろい。何かを感じ取っているのか。それとも二階堂は大事なお客様だからちゃんと対応しただけなのか。

 

貸したおそらく母の傘が何気に似合っていてお洒落だった。

 

 

夜になって真っ暗な中、紐を引っ張ると電気が点いてお〜となった。

和室にあるあの四角の照明。ほんのり舞台の照明も点いたけど、夜中の居間って感じで良かった。

 

夜中に訪ねて来て、メリーさんだの、アナ雪だのでドアを開けさせようとするのおもろかった。

 

 

想太、ノーと言えない性格でストレス溜まっていくのか?

ピザたのむとき、ピザ食べたとき、その他もろもろ…

でも友達の作ったまずいピザをうまいよって言うのいいやつ。

お前ら友達みんないいやつ。

 

いいヤツだよ、八村は(はが強い)

小中学生のときに「〜なヤツ、八村」って毎日言ってたっしょ。

 

 

想太のテンションは親族と友達であんまり変わらないけど、やっぱり友達の前だと楽しそう。

仕事辞めたって言ってさり気なく八村をパシって二人だけで話そうとする七瀬。真面目な話したかったけど八村がいたら3人でわちゃわちゃしちゃうから?八村ってそういう雰囲気にしてしまう明るいヤツそう。

 

七瀬は想太のこと気にかけてもいただろうけど、仕事辞めたって聞いて自分の悩みも聞いてほしかったんだろうか。

悩み事って相談してもだいたい自分の中でほぼ決めかけていることを誰かに話すことで整理したり、決心したりするだけだよなと思う。

七瀬が会社つまらんって言ったのに、最終的に配信か会社かで会社を選んだの、自分は悩み相談していい気になってるだけだよなって思ってたのを、良い回答した想太を見て確信して踏ん切りがついただけかもしれない。

 

七瀬が一万人のフォロワーか仕事か、って天秤にかけて仕事を選んだの、七瀬の考えはわからないけど、

アンチはブロックする七瀬だから自分を受け入れてくれるフォロワーで、そのアカウントは自分にとって都合が良かったり心地良い環境であるはずで、

対して会社はつまんないところで、って考えると最終的に会社を選んだ七瀬はこれから自分でつまんない環境をおもしろくしようって思ったのかもしれないし、そんなこと大して考えてないのかもしれない。

 

「お、な、や、みヒーロー!」

「アンチはブロックしまぁ〜す(シュシュシュ)」

ポコポコピン(?)みたいなやつ

などダサな言い方が逆にクセになってきてよかった。

 

でもいつもの配信ローテあるのに夜中に突然配信開始の通知来てて参加できずに朝にアーカイブみたら推しが引退するって知らされた視聴者の気持ちも考えてください(?)

 

 

あと、「スプライトを買いに行った妻が帰ってきません」は弁当屋の四兄弟の父と母の話では……

豆腐屋の話も煎餅で出てきたし…良い感じにリンクしてていいですね。

他にも気付いてないだけでスプリングマンつながりあるのかな。

 

おつかい(パシリ)から帰ってきた八村がコーラ買ってきて、おつまみにテキトーなもの(いちご、クツシタ、自分だけの夜食etc...)買ってきて、千穐楽ではコーラぶちまけるとこ最高だった。

 

家がなくなるって聞いて泣いちゃった八村。

想太はモヤモヤの正体がピンときてなかったのかもしれないけど、八村が泣いたことで、悲しいとか寂しいとかの気持ちに分解できたのかなと思う。

 

 

二人が帰ってからの、みよが台所にやってくる。

服薬していると聞いて心配になる想太。母が病気で苦しんでたの知ってるからそりゃ心配になるよね。

ヒューって言ってお菓子食べさせるやつ、想太が色々思い出したわって言ってて、ちょっとのきっかけで昔のこと思い出すよね〜って思ったり。

小さかったときの、ヒューってやってたときのまわりの笑顔とかきっと思い出したのかなぁ。

 

 

電気消して暗転したら回想にとぶの〜良〜

人が大事な話してるときにゲームするなって言うけど、ゲームしてるときにいきなり話しかけてきたのは兄ちゃんじゃん…(謎の反抗心)

勝手に家出てったくせに、一緒に住んでるんだから通院の世話をしろ、病状や治療をしっかり把握しろ、って言われてもこっちは就活してるのに、口出してくるなよ、と想太に感情移入してしまうほど、想太の態度や声の荒げ方が良かったな……

声を荒げるお芝居って結構あると思うんですが、人の怒鳴り声ってやっぱり聞いていて気持ちの良いものではないので台本やお芝居ってわかっていても嫌だなぁと思うんだけど、今まで観た中で一番のナチュラル怒鳴りだったと思いました。

二人ともお芝居がめちゃくちゃうまいな……何回観ても、人生に一回だけのワンシーンを生で見ているようだった。

 

家族の介護する側って、健常なときを知ってるからままならない姿を見て支えなきゃって思うけど、自分の時間を大きく奪われるし辛そうな姿を見るのも辛いし、お互いに本当にしんどいよね。

 

 

どん底の空気感からあけて、翌朝の九十九家の居間。

あの暗闇の中でよくオセロと荷物を準備できたなと感心するオタク。

 

嫁自慢でマフィン作ってくれるって言って、昔からみよを知ってて多分気が強くてお菓子作りなんてしない人なのを知ってたのか、大爆笑するこうじ。それにちょっとキレる治。

直前のどん底から明るく持っていってくれて良かった。

さおりのこうじの真似がうまいのずるい。

こうじの残念夫感に拍車がかかる。

 

 

 

アポなしで元職場の元先輩が家に押しかけてくるのちょっとしたホラー(なんで住所知ってんねん)

 

人んちの座布団で初っ端からあぐらかいたり(足痛いので崩して良いですかとか聞きな)、急に人んちでたばこくわえだしたり、マナーとか常識がないのは一ノ関さんもでは…???とツッコミそうになった。

一人っ子って聞いてたのに兄を紹介されて、そのまま言っちゃうのも悪手では……事情があるのかもしれないから、あ、お兄さんなんですね…くらいにしとけば良いのに……

 

ゆうやは当たり障りなく初対面の人とも話せそうなのに、めちゃくちゃ気まずそうなの厄介がきたなと思ってないか?

自分は家の中で(一応換気扇の近くで)煙草吸おうとしたのに頑なに禁煙ですって言うとこで拒否具合も見える。

 

想太が社会の常識がちょっと身に付いてないの、先輩がこれだからか…?まあ自分で調べなよとも思うが……

会社辞めるのは手順踏んでなかったかもしれないけど、本当にヤバくなるまえに辞めれたのはよかった。

 

やるべき仕事を想太たちに押し付けてたとか、想太の辞めた後の処理を別の人がやったのに自分がやったとか言うあたりのエピソードが飛び出してくるけど現場を見てないけどそうだろうな〜と思わせるそれまでの言動があるからお芝居と脚本の流れがうまい。

一ノ関さんめちゃくちゃ小物感あってよかった。

日常劇なのに小物感あるのおもろい…しかもちゃんとそこらへんにおりそう。

 

「クズみたいになっちゃうよ」の言い方、茶化しつつ俺が後輩の指導してますよ感があった。なんちゅーか後輩とフレンドリーに接してますよ、みたいな。でも後輩からは付き合いづらいと思われてるタイプ。

 

それにカチンときたゆうやが中腰で「謝ってもらえますか」ってキレたのフゥ~となった。

それにビビりつつもビビってないですよ感の一ノ関さんもよかった。

めちゃくちゃ嫌いなタイプの人間だけど、おるよな〜謝れって言うくせに自分はちゃんと謝らない人。悪かったと思ってるは謝ってないんだよなあ。

その後、想太に指導するように見せかけて自分は間違ってないですよって自分自身をフォローするように言ってたのも最後までそういう人なんだな〜。

想太とゆうやがしっかり頭下げてるのに対して、一ノ関はペコってちょっと頭下げるだけで帰っていくところも。 

一ノ関は嫌味な人だけど、その塩梅が難しそうな役。

 

 

その後、勝手なことすんなよって想太が悪態ついてまた喧嘩な雰囲気になるのかな?って思ったけど、一ノ関という共通の敵(?)と戦ったからかすぐに和やかな雰囲気になってよかった。

兄ちゃんが開けた壁の穴。

あれ実際に殴って開けたのかな。

 

ゆうやは家にあんまり帰らなかった理由が、母さん見るのがこわくて…って言って涙を拭ってて、しっかりして見えたけど、しっかりせざるを得なかったのかなって。

みんな想太の心配ばっかしてたけど、ゆうやだって早くにお父さん亡くして、ヤンチャしたけどお母さんに負担かけたくなくて就職したのかもしれないし、そうじゃなくて家や地元から逃げたくなったのかもしれない。

それでいざお母さんが病気になったり亡くなったりして気持ちの整理がつかなかったのかな。

三回忌にも来なくて、東京に帰ることないかなって言ってるのも拠り所がもうないのかなって思った。

 

実家がなくなると特にどこに帰っていいかわかんないよね。

地元の友達も両親が家引き払って他の土地に引っ越したから、地元で集まろうやってなっても帰る家がないんだよねって言う子が何人かいてどんな気持ちなんだろうなってなった。

私も実家がなくなるかもしれないので実家がなくなったらどこに帰ったらいいのかなってなる。

今住んでるところには住んでる気がしてないので……何年住んでも私は余所者という気持ちが消えない。

 

ゆうやが帰るときにハグしよみたいになって、想太が「帰れよ!自分ちに!」って照れ隠しギレするけど、

回想の「帰れよ!自分ちに!」って怒鳴るのと重なるけど全然違って良かった。

 

別れ際の、友達にバイバイする感じとは違うのがわかる〜となった。

だって普通兄弟は同じ家に帰るんだからバイバイしないんだよな。それが大人になって別居してバイバイが発生したときのぎこちなさね。

 

 

時間が経って、家の取り壊しのことで三条がやってくる。

ゆうやも想太も三条に「ビールのみます?」って出すお茶目なところな。やはり兄弟。

 

「人んち壊すってどんな気持ちなんですか?」って聞いたこと、さすがに棘があったなって想太反省してるけど、ゲームのくだりもあり、ゲームでは人んち壊すの爽快感ばかりだと思うけど現実だとどうなんたろうという純粋な興味もあったんじゃないかなと思う。半分は自分が家壊すのなんだかなぁって思ってるのに仕事だからって壊すのってどんか気持ちでやるの?っていう攻撃の気持ちもありそうだけど。

 

そんな嫌味も三条は気にせず、家の持ち主の気持ちに寄り添ってくれるような三条に憧れを抱くのはわかる。

 

台本にはなかったけど、「ラフな感じできてください」で即タメ口になる三条可愛かった。兄貴って呼ばれてテンション上がっちゃう三条も可愛かった。

 

 

こうじがやって来て「ジャムの瓶があかないんだよ〜(ヨワヨワ)あと20個あるからうちに来て〜」っていうシナリオなの、想太にはバレバレでおもろかった。散歩のときはそうでもなかったけど、結構バレバレだったんだなって思いました。

 

 

最後、想太が家の動画撮るときに、「母さんが座ってた安物の椅子」で長いこと見てた、しかも椅子じゃなくて座ってたお母さんの姿。

私も書きながら、おじいちゃんがいつも座ってた台所の椅子思い出して泣いた。

いつもおじいちゃん家に行ったらおじいちゃんが座っててテレビ観たり、パン食ったりしてたの。

絶対に定位置だったのに、おじいちゃんがいなくなってからは誰かが座ってるんだよな。

っていうのを何でボロボロになりながら書いとるねん。八村か。

全体を通して、自分の人生と重ね合わせるところが多くてそうなんだよか〜とかあるある〜とか。

 

天井の染み、小さいときに取り壊した実家のことを思い出した。寝てた和室の天井が木目でそんなのがあった気がする。

廊下の壁に落書きしたり。

そういえばおばあちゃんの家の柱に小学生のときに背の印つけてたな、あれってまだあるんだっけ、リフォームしちゃったっけとか。

今度帰ったら見に行こうかなと思ったけど、伯父伯母が住むためにリフォームするらしいのでなくなっちゃうかなぁ。柱まで手つけないかな。

 

 

ラストシーンで想太が家を見て、なんだかなぁって顔したのを見て、就職を機に初めて実家を離れるときになんか複雑な気持ちになって泣きかけたのを思い出したり。

 

 

タイトル 九十九想太の生活

大きな問題や事件が起こるわけではない。

家を取り壊すのは人生においても大きい出来事だけど、日本中の多くの人が経験するようなことの気もするし。

日々の生活はちょっと波立つことはあるけどあるがままに続いていく。

すごく良いタイトルだなと思ったのは、二階堂さんが想太に母の手紙を持ってきてくれたとき。

二階堂家ではその手紙で想太のことを知ってくれて、主人公みたいだって言われたとき、想太は嬉しそうな感じで、この作品と同じように想太も知らないところで主人公になってた。

中学生で兄が家から出ていって思春期に母一人と子一人の二人暮らしってどんな感じだったんだろう、兄ちゃんは自由でいいなって思うこともあっただろうし、

大学行くときに家を離れるという選択肢が母を一人にしてしまうのでなかったんだろうなとか、就活でもそうだったかもしれないし、それこそ母が病気になってしまって、ままならぬ人生だなあって思い悩むこともあったかもしれない。

自分は自分の人生の主人公になれていないな、ってきっと感じていたと思う。

友達に対して、生きてるって感じがするって言うのも、自分は生きてるって感じてないんだろうな。

八村は自分の意志で家を継いだけど、自分は兄が出て行って母が亡くなったから流れるように家の所有者になっただけで、自分の人生の決定権を得られていない=自分の人生の主人公じゃないなというような感じ。

それこそまわりの人が作っていく「九十九想太の生活」を近くで見ているような。

それが自分じゃなくて知らない人の主人公に自分がなってただなんて、嬉しいというか、なんかこうプラスの感情になったんだろうな。

 

 

 

それぞれの持ち物や服装がちゃんとパーソナリティを反映してるの良い。

ゆうやがダウンベスト着こなしてるのに対して、一ノ関はおじさんの着こなしなのもよい。

ただし、回想のゆうやは一ノ関みたいなチェックシャツなのもおもろい。

ゆうやのボストンバッグがスタイリッシュで良い。

 

治の旅行バッグは素朴なデニムっぽい布なのも良い。平凡、あんまおしゃれに気をかけない感じだけど、ダサを理解していて綺麗めな感じ。

こうじはリュックが手持ちバッグになるタイプなのも一石二鳥な感じでわかる。でも家にいるからあんま使わない。

 

八村はマクドナルドみたいなセーターでクラスにいるおちゃらけキャラのやつ感あってしかも手ぶら。

七瀬はリュックとかじゃなくトートバッグだしカーディガンでおしゃれな感じめちゃくちゃわかる。

 

 

千穐楽すごくよかった。

実感はまだないけど、この家ってなくなっちゃうんだよなみたいな想太の気持ちが、大千穐楽終わっちゃうんだなみたいな気持ちとリンクしてしんみりした。

 

想太も泣いてて、ゆうやも泣いてて。

カーテンコールで出てきたときの八村が一番泣いてる顔だったのまじで八村だった。

 

 

 

劇的に物語が進むわけではないし、問題が綺麗に解決したみたいなこともないけど、ちょっとでも前に進んだかな?と思うような作品。

 

観に来ていた高校生の子たちはどう感じたのか気になる。

高校生だとほぼ実家暮らしだから、親族の近すぎる感じとか年上の兄弟との関係で共感したり、遠い未来で家がなくなるってこんな感じ?みたいな疑似体験を感じたりしたのかな。

都市部に住んでたら実家がマンションな人も少なくないから、実家がなくなる可能性って一番あるし、そういう人たちもまた一軒家の話の感じ方違うんだろうな〜。

 

私は大人になって実家(一軒家)を出てからこの作品を観たからこそ共感したり、心にサクッと刺さるような思いをしていると思うので。

別に家族にわだかまりもなにもないけど、家族ってそんな感じだよねみたいななんだかモヤモヤするような、自分の中にある感情にリンクするような感覚。

決して九十九家と同じことはなにひとつないのに、そうそうそういうことあるんだよね、みたいな。

 

私はいとこも親戚もほとんど縁遠いので、家のことに親戚が首突っ込んできて嫌だなとかそういうのはないけど、

年一くらいでおじおばに会ったときとかに

高校生、大学生くらいになっても「大きくなったね〜」とかなんか子供扱いみたいなのでむず痒かったのを思い出した。

親戚ではないが、年一で会うお寺のお坊さんとかおばちゃんとかにも「大きくなったね〜」とか「大学/会社は〇〇ね。立派になってね〜」とかもあり、もう大人なんだがな〜と対応が難しかったり…

自分が小さいときから相手はずっと大人で、成長過程を見られてた相手ってよく気にかけてくれるけど、年一くらいでしか会わないからこそどう接してよいのか難しいし、相手は自分のこといつまでも小さかったときの印象で話してくるよなということもふと思った。

嫌いじゃないんだけど、どう接したらいいんだろうみたいな。

 

想太のモヤモヤ、なんとなくわかるなぁ〜

悩みっていうには言葉にしにくいし、相談するほどでもないし話すようなことでもない。自分の中でも整理ができてないし、放っておいてほしい。

自分は言ってないのに、他の人がいつの間にか自分の話(想太の場合は退職したこと)を知ってて、なんだかなぁみたいな。なんで話の回覧速いんだろうね。

 

ちょっと歳の離れたと兄が親戚に対して敬語で愛想良くて大人な対応してたり(しかもヤンチャだったくせに)、そんな兄に対して自分は親戚に対してタメ口だからなんだかなぁみたいな。

想太はあんまそれは思ってないか?

私は自分がまだ学生で姉がそういう感じになったときにモヤモヤというか、そうか〜〜〜私はまだ子供なんだなぁとなったりした。

 

 

九十九家と同じ出来事があったわけではないけど

勝手に自分の人生と重ね合わせることが多くて、ストーリーに没頭するだけではない珍しい観劇体験だった。

 

 

芝居のうまい人しかいないけど、そうそう、こういう人おるんよなみたいな塩梅が皆さん素晴らしかった。

主演の前川さんのお芝居初めてみたけど、すごく良かったなぁ。

パーソナリティを知らないから、九十九想太その人に感じられるし、カーテンコールの最後まで九十九想太だなと。

 

 

特別な日でもなくありふれてそうで何でもない日だけど、振り返ってみたらそんなありふれた何でもない日に背中を押されたり、何かの拍子に思い出すのってそんな日だよな、と自分の人生を愛おしく思い返す日になった作品でした。

 

素敵な作品に出会わせてくれた浦尾さんありがとうございました。

またスプリングマンさんの舞台観に行きます!

【感想&備忘録①】二階堂優の事件簿 プロクルステスの寝台

ゴールデンウィーーーーーク!!!も今日で終わり。

二階堂優の事件簿の千秋楽からもう一週間経ってしまいましたね。

毎日がyeah~めっちゃホリディ二階堂優の事件簿ならいいのにな。

 

「出してもらった書類の処理ができてないですよ」って不穏なメールがきてた会社のスマホは千秋楽前に二階堂優に言われるがままに電源を切ったままなので出社したくない…毎日がホリディならばよいのに…

ということでゴールデンウィークが終わる前に感想を書きたいと思います。

 

浦尾さん、主演の朗読劇おめでとうございました!!!!!

そして本当にありがとうございました。推しの主演を7公演も観れるってなに?幸運でしかない。

最初からクライマックスのこと書くと、ダブルカーテンコールで「はやく帰ってブタマミレ行ってNewdaysレッドブル買ってけ」(曖昧な記憶)の浦尾さんの言い方でなんか幸せだなとジーンなって一番涙腺にきました。

GW明けはレッドブルキめて出勤しようと思います。

 

二階堂優の事件簿はデスナインシリーズでもスピンオフ作品ということなので、デスナインのことを絡めた感想は別にするとして、今回は二階堂優の事件簿だけの感想…感想?を書きたいと思います。

個人の感想と考えなのでご了承ください。

 

もうほんと~~~に最高でした。

1回目は「ミステリーおもろ!演技うまい!さいこ~!」

2回目は「はは~この行動/発言が伏線だったのか…おもれ~!」

3回目でやっとキャラの心情に思い至ることになりなりました。

あ~全部観て良かった。

 

 

開場中・M←本当に好きな曲なんですけど何の曲ですか?もう2小節くらいの音しか思い出せないので配信先を教えてください。

 

キャラとキャストさんの感想

全員天才演技がうますぎて最高!!!

 

・二階堂優(浦尾岳大さん)

二階堂何人役?ってくらい一人の人間の感情表現の幅を超えていた。二階堂優のビュッフェだった。ありがとうございました。

二階堂はからっぽ・感情がない、だから訓練を受けているって言っていたので、他人の感情をトレースしているのかな?(二階堂は他人に合わせるのがうまいので)他人の感情の真似をして使ってそう。

 

私の勝手な考えだけど、AとBの事象は理解できるけど、A→Bの過程で生まれる感情が二階堂には理解できないのでそれを知りたいんだろうし、二階堂が今までの経験で培った予想と違う感情や出てくる感情の大きさを知りたいんだろうなあ…そしてそれが羨ましいのかな~

と考えることはできるけど、二階堂の考えることは全然わからないし、二階堂の奥底が見えない演技ができる浦尾さんはやっぱりすごいし、こういうのが見たかったんだよな~と思いました。

感情をあっぴろげにしている感じなのに底が見えない演技ができる浦尾さんってほんと何者…?最高の役者すぎんか?

浦尾さんの演技をとあるキャラクターしか知らなかった…という友達にも観てもらえて(本当に来てくれてありがとう)すごかった!って言ってもらえたの嬉しかった~~みんなに浦尾さんの演技観てもらいたいのでもっと朗読とかしません?

あと、暗闇の舞台に出てきたときの立ち姿がうわ~二階堂だなあ。と思いました。

 

・森雄吾(岡延明さん)

森雄吾~~~!!!!!!!!!

岡延明の皮をかぶった森雄吾がそこにいた。

顔が国宝なのはずっと知ってるけど、今までの舞台の中で一番間近に見えたと思うんですが、あごをそんなに憎たらし気に動かせるのすごい。

表情管理の鬼。どんなに二階堂や白浜がぶちこんできても崩れないし、「はぁ?」「フン」「またか」って言わなくても表情だけで伝わってくるのが天才。どこまでアドリブのパターンがあったかわからないけど雄吾の返しが秒でできるのが天才。

友達って何って聞く森雄吾…二階堂と友達になれてよかった森雄吾…あ~~ツンツン雄吾からの「この力があってよかった」の声最高だったな…。

あんたが森雄吾(それはそう)

のぶ録(のぶ録 - YouTube)とのギャップに溺れてほしい。

一番出番が多そうだったし、座ったのって眠っちゃったときくらい?長台詞が多いし水飲むタイミングも大変そうだった…毎回同じタイミングで決めてたっぽいのでさすがなんですわ。

今回で森雄吾の解釈が広がって大変ありがたいかぎりです。

そんでもっと世の中に岡延明が知れ渡ってほしい。

あと、行列紹介おにいさんも最高だった。(ツイート)

 

・澤山要(渡部大稀さん)

アフタートークで言ってたけど、今回の要の立ち位置は難しい!

優・雄吾側と観客は思っているけど、実際は犯人グループだし、雄吾推理パートまでは単独犯ぽく見せないといけない?違和感を匂わせないといけないけどばらしすぎるのはおもしろさに欠けるしめっちゃ難しい塩梅で演じてたんだな…と後に思いました。

要の感情の変化はストーリー上重要だし、それを自分が出ていない場面や観客に見えない場面でも要として気持ちの変化があったり葛藤したり…というのを持っていくの他の方もそうだけど一番難しそう…

要(20)の姿~!たしかに要(16)とはちょっと違う…(世界線も違うけど)

ちょっと落ち着いた?子役の子がもう大学生になった気持ちになりました…(?)

皐月という友達のために敵しかいないって言っていた要が(誰が集めたか知らんが)仲間とともに復讐をしようとするの良くはないけどすごくよかった…

しかも、実行犯は要……クソデカ感情になるのでまたあとで書く…

 

・美園莉子(藤井彩加さん)

最初の自己紹介のときはこの6人の中の唯一の良心…!変なやつばっかなのにオロオロするわけでもなくまあまあみたいな感じでうまく進めていってくれる~って思ったけど半分は身内だし本当はまともな人間ってわかってるのでそうね。

解決編で演技をやめたときのそれまでのTHE普通の善良な市民から気の強い女の演じ分けが感じられて藤井さんすげえ~ってなった。

「あ~~~清々した!もっと喜びなよ!」あたりの台詞は、悪人とか嫌な女という感じのギリギリ上、4人のやろうとしたことは良かったねとは言えないけど悪いとも思えないと思わされる演技でうまだった…

毎日ヘアメを変えていた藤井さん可愛かった~!!!なかなか朗読では後ろを向くことがないから後ろ姿も見せてほしかった……回って~!

毎日変えている理由は最終日に!と言っていたのを千秋楽のカテコで「メイクさんだから(の匂わせ)」「メイクさんって自分のヘアメしないよね」って言われててちょっと男子~!!!となりました。

4人の中でも一番皐月とのエピソードが台詞で垣間見えてぐっときてしまった。

千秋楽後にTwitterで出された皐月への美園からのメッセージがめちゃくちゃ藤井さんの声で再生された…皐月に届いてくれ……

指ハートありがとうございました。

 

・白浜行成(笹翼さん)

やば(褒め言葉)

笹さんのお名前は存じ上げてましたがお芝居を見るのは初めてでした。

1回目は台本通りで、カテコで浦尾さんから稽古のときと違うじゃん(台本通りにやってこう言われることある?笑)って言われてて、どんどんギアチェンジしていってたのおもろかったです。

コミュ障陰キャ早口キモオタ?をコミカルに演じてて最高のスパイスだった。

解決編に入るまであれが白浜の演技とは全くわからなかったけど、アフトで言ってた演技のときは背中を丸めててびっくりして素に戻ったときはピンてしてるなど細かな仕草までこだわっててこれが役者笹翼か……となりました。

よく見たらそう!!!うわ~なんで気付かなかった???

極めつけは出番でなくて座っているのに、雄吾がネズミにびびっちゃうシーンで演技してるところ。朗読という声メインのお芝居だからこそできるトリック的な感じでおもろ~ずるいですね!!!自室に籠って盗聴している白浜だったのか~!!!

キモい(褒めてます)んだけど不快にならないおもろいお芝居で、何も考えないで楽しむエンタメ人間みたいな感じでおもろい演技でした!!

ミステリーって言われてるのに白浜のせいでミステリー(しかも初っぱなで人が死んでるって言われてる)なことを忘れちゃうね。ずるいね。

 

・殿塚恭平(三浦勝之さん)

殿塚…?お兄ちゃん……

殿塚のことも謎が残ったけど、三浦さんのことも謎が残りましたね?

かっけえおしゃおにいさんや~~!!と思ってたらおもろおしゃおにいさんなのか?

アフトのランウェイワルイージ???(足なげぇ…)

殿塚は演技初心者だからミステリーツアーに来た謎の男殿塚のヘタクソ初演技がうますぎて演技うま~!!となりました!!!!

2回目後のアフトでヘタクソな演技を要求されて難しいことをしているという話を聞いて、なんかわからんけどなんか違和感…みたいなのが解消されて、回数を重ねるごとに殿塚かわいいね…がんばってるね…はやくお部屋帰りたいよね…と温かい目で見てしまいました。

3回目がアフトと聞いた直後からかめちゃくちゃ大根演技の演技だ!!!となりました。「水の出は悪い!建物は古い!」へ、へたくそ~!!!で可愛かった。

殿塚ポイントはまた別に書きます…

それはそうと指ハートありがとうございました…殿塚がするのか…?でもアイドルのお兄ちゃんだし弟の真似してしちゃったカナ?

殿塚のことがやばすぎるのでまた後で書きます。

 

 

ここがこうでこうで最高~というのを書きたいけどゴールデンウィークが終わっちゃうのでまた後日書きたいと思います…記憶がなくなってしまう前に…

あ~あ毎日がホリディならばよいのに!

 

【感想と考察】デストルドー9 アドゥレセンスの聖戦

2021年7月23~25日に吉祥寺シアターで上演された舞台「デストルドー9 アドゥレセンスの聖戦」(デスナインAD)を観劇してきました。

ありがたいことに全6公演現地で観劇することができました。

感染症対策をしていただいたスタッフの皆様、大変な中対策し出演してくださったキャストの皆様ほんとうにありがとうございました。

 

アーカイブ配信も終わってしまいましたし、次デスナインADを摂取できるのはDVDですかね…

DVDが出るの本当にありがたいです…ありがとうございます…

 

2週間経ったのが嘘のようです。昨日のようなもっと昔のような気がします。

というわけでネタバレ満載で感想とあほみたいな考察を書いていきます。

台本を見ながらなので、流れに沿って書いていきます(自分でも後で読み返したときに?となるのでシーン番号を書いときます)

 

デスナインの解説は脚本の渡辺流久里先生が丁寧にしてくださっているのでそちらをどうぞ

note.com

 

(おわりとかほんといやなのでそんなこと言わんでください…)

(デスナインはわかっててもおもしろいのでこのnoteの内容知っててもオタクはどんだけでもやんやできるので続き本当に待ってます)

 

デスナインADの感想をめっちゃ簡単に言うと、これまで上げられたオタクの期待を棒高跳びで超えてくる最高の舞台でした。

6公演とも泣いたし、しょっぱなからやべえの浴びた初回は「おえっ」て嗚咽を心の中で漏らし止まらん涙を垂らしながら劇場を後にしました。

トイレで鏡みたらマスクはびしょ濡れだし目は腫れてなくなってて笑った(泣いてた)

 

デスナインADのおもしろいところは、観客によって初見の印象・物語の捉え方が違うだろうなというところです。

今回だと観客の種類が大きく3つに分かれると思います。

(1)デスナインADだけ

(2)初演→AD

(3)初演→アンドロギュノスの乙女→AD

私は全部追っているので(3)’に該当するんですが、記憶をいい感じに消して他のパターンも楽しみたかった…

 

というわけでこの文章は、初演・IT・ドラマCD・「或る少女たちのすべて」・アンドロギュノスの乙女・アベルとカインの黙示録(更新途中)などを経た、いちオタクの観点から書いてます。

 

 

 

謎の青年

配信では薄暗いシーンは見えにくかったと思いますが

冒頭のシーンは初演の冒頭のシーンの再現かなと思いました。または1富士山のシーンか?(そんなもんはないです)

ちなみに初演の冒頭は束田唯(演・新井裕士さん)が手を伸ばすところから始まります。それが意味するところは……続きは初演の台本で!

 

青年が最初の台詞を話し始めたとき、「コイツか」となるのはとある事情を抱えた特殊なオタクです…オタク’とでも言っておきましょう…

ADの台本を読んでいただくとわかりますが、ちょいちょい台詞が公演回によって変わっていますね。

何ステ目でも物語として成立しますし楽しいんですが、複数公演観る側にとってはこういうので違いを楽しめるのもいいですよね。

 

そして謎の男から場面がかわり、軽音部の部室へ。

舞台は2018年と明言されるのも(元々ストーリーで明かされてたけど)おもろいですね。

航汰と涼成があち~~!!!!!!って窓開けるところめっちゃ好き。窓が開く音とともに蝉の鳴き声がして、閉められるとともに聞こえなくなる。

 

ロックとは?

1ステ:メロイックサイン?

2ステ:↑と似たような

3ステ:石!(※問題作)(みんな一瞬石になってしまったね)(頭フル回転させてThe Rolling Stonesおるしな、正解!とまでいきました)

6ステ:「北極でタンクトップ」「ロックだね~」

5は忘れちゃったけど6ステ目と同系統で、ワイルドだろ~?的な航汰のボケに涼成がのってくるという漫才か?みたいな感じで大変おもしろかったですね。 

 

そして部員がかわるがわる話していくのですが、雑談に紛れて大事な情報がぽろっとでてくる。

「流夏のつづりは?」「Rの方です」

公演開始まで、なんなら1年半くらい公式twitterやブログに登場してきた謎の少年R。

ADの登場人物の中にイニシャルがRになる人物は何人かいましたが、ここでほぼ答えが出される。

(あんま考えてなかったけど、佑希先輩って言っている時点でBクラスの中で流夏に絞られるんですね…)

 

その後も意味深発言や行動があるのでわかりやすいですが…

例えば、「オリンピック」「中止になっちゃうけどね」

”今”を生きている我々にとっては2020年のオリンピックは中止になってしまったし、せやなってなるし、絶えず会話は続いていくので流してしまいがちですが、違和感を残す台詞でしたね。

 

流夏はずっとゲームをしていて部室での会話はあまり興味がなさそう。

この流夏の中身は本当は別世界の流夏で、流夏は「軽音部のみんなが死ぬ」世界を何度もやり直している存在。

ゲームとも言っているし、どうでもいいシーンはオートで飛ばす感覚なのかなと思いました。

部室の会話の中でも、佑希との会話はちゃんとする様子。佑希との会話(というか佑希の家族についての話)はきっとゲームの難易度調整や進行に影響する部分だったのでしょうか。

 

大勢がいるときの会話でうまいのが観客の視点の誘導かなと思います。

見ておきたい人に視点を固定しちゃう人もいると思いますが、普通は喋っている人に目がいきますよね。

メインスポットが当たっている人が舞台の左側にいる人から右側にいる人に変わったり、話しながら移動することでスポットが当たっていない人にも目がいくんですよね。

視線が移動するときに「あれ、今この人こんなことしてるんだ」とか思っておもしろくなりました。(ちなみに本当にスポットがあたっているわけではない)

それをふまえた上で、配信映像にあまりのらなかったのがめっちゃもったいないのが、メインの台詞を言っていない人の演技。

もちろん舞台上にいるわけなので、台詞がなくても芝居をしているのが当たり前なんでしょうけど、観てほしかったところが多々ある。

表情がカメラの死角になっていてよく見えなかったり…全カメラ分の映像ください…

そもそも現地でさえ目が足りません!千里眼の魔物なのにね。目ん玉1000個ください。

 

部室にやってきて、部員たちに声をかける前の椿先生の思いつめた表情とかみんなに見てほしい…椿先生…

澪と顔を合わせて、目を逸らす椿先生…

利害の一致、大変おいしくいただきました(これだから魔物はクソ)

どうしてBクラスのガラテアが椿先生の姿になったかというのは台本に書いてありますね。

のちの航汰の台詞でも出てきますが、椿先生は軽音部の子たちが大好きで、この子たちをプロジェクトFで死なせないために自分ができることならなんでもしたんだろうな。

澪は自分が死なないために(それはそれまで死んでいった施設のみんなのためでもあるんだろうけど)そういう手段をとったわけで。

澪の元々の性格もあるだろうけど、軽音部のみんなに仲間意識を持てなかったところが不適格者らしいですね…

でも椿先生にちゃんとお辞儀したり礼儀正しいところが好き…

「澪ちゃん」って言われて睨んでいるところも可愛い。

 

それにしても8人分の缶ジュースは重てえ!誰じゃ缶ジュースに睡眠薬入れて眠らせろみたいに言ったやつ…委員会か?そんなに重たいもん椿先生に持たせんな……唯行ってこい…

部員がキャッキャしている間も誰とも話していないときの椿先生はずっと思いつめた表情をしている。ごちで~すと言いに来る部員にたいしてはぎこちない笑顔で答える。

 

澪は一カ月も猶予があった(同じチームになる軽音部とコミュニケーションをとるため)のに当日になんできた?最初からイライラしてるの最高に不適格だよ…

でも合宿来る?に行くと即答するのは偉いね。違う合宿になっちゃったね。

 

 

澪は佑希に対して「ヘラヘラ笑って、人に適当に合わせて、誰にも興味ない」と言うけど、これは束田唯(Eクラスのカルディア)と似ているというか束田唯から引っ張ってきた言葉っぽい。

佑希は心の底から笑っててみんなのことが大好きという人物という印象なので、澪が1カ月佑希を見てきて、何も知らない(ように見える)佑希に腹が立ったんだろうな。

おそらく軽音部のみんなと接触しなかったのもそれが嫌だったんだろうな。

 

今も結構幸せ、というのが佑希のどこまでの本心かわからない。

神楽に言ってしまったことをずっと悔やんでいるけど、きっと傷を抱えたまま歩きだせる子なんだろうなと思います。

佑希の願い事が神楽に関することならもう願ってもしょうがないもんね。

 

そしてこの後、飛び降りて命を絶つ椿先生……澪が後にそう語るシーンとても悲しかった。

(デスナイン、飛び降りさせがち。他にボールペン刺殺しがちというのもある)

 

そしてシーンがかわり、小早川兄弟が登場。

「お前らはAクラスと戦う、Bクラスだ」って言われたとき、台詞はないけど表情と口の動きで澪が絶望していってるのがわかって悲しかった。
佑希が無能なエンケパロス、戦わされて負けた方が餌になる(ランクの低い方が不利)と知っていたらそうですよね…。

口答えする澪に対し、惣一パパが警棒を振りかざす。打たれる演技うますぎんか?

(松原さんのやられる演技が上手くて逆に浜崎さんの方が苦労したと聞いてすごすぎて笑った)(全然関係ないけど、大人組で浜崎さんめっちゃいじられてたようでめっちゃおもろかった)

 

そして登場するAクラス(ここで戦闘服お披露目だったのですが絵面が強すぎて逆に笑った)

なぐりさんのshowroomでキャストさんの印象をきいていましたが、厚いの意味を視覚で理解するオタク。厚いし強い。

 

オラついている陸と駿介(出から衝撃が強すぎる)、びくびくしててきゃわな翼を心配する大輝(優しいのか?と思わせておいてこいつが後にやべえやつやなとなる)

由季央がみんなと再会したときに真っ先に近づくのを止めに入る陸と駿介いいですね~~~~フッ軽(?)

 

やっと終わる、あと1クラス倒せば…というときにBクラスの中に佑希を見つけたときの神楽の気持ちどんななんすか。よくあんなポーカーフェース貫けたね……

私だったら膝から崩れ落ちるよ…と思ったけど、推しがサプライズで現れたときに驚き通り越して地蔵なオタクと同じか?(オタクと同じにするな)

 

ここで一番好きなシーン始まるんですけど…M1最高すぎんか????(M2なのかな?)

初演のM2勿忘草を彷彿とさせる演出ですが、あっちが何度も脳天ぶち抜いてくるタイプだとしたら、こっちは首を絞めて殴ってくるタイプの衝撃。(個人の感想です)

美しい音楽からゴリゴリの音楽になるのずるい…

ピアノの音のときの手を振るの音楽と相まってめっちゃ美しかった。

ゴリゴリの音楽(良い言い方がわからん)のときのダンスもかっこよかった。最初の入りで全員の動きが揃うところ鳥肌が立ちましたね。

そして最初は台詞を言うときバラバラに散っていくのに、どんどんAクラスとBクラスで向かい合って言い合っていくような対立構造になっていくのすごかったですね。

 

声に出して言いたい日本語1「カルディアは命だから」(復唱するオタク)

舞台前方に一列に並んで上を見上げているところ、高見の見物をきめてしまってすみません…大変良い眺めでした…。

オラついている(主に陸・駿介)Aクラスがぎゅうぎゅうに並んでるの可愛いね。

命に跪くところ、この甲乙つけがたい全部名シーンの中でも正直一番好き。

跪かれるほうのカルディア二人だけ立っているのも好き。初演と違ってカルディアがつよつよなのも好き。(初演は守られる系カルディアでしたね)

 

デスナインITの「いつか辿り着く未来のために」のときもそうだったけど、音楽が終わるのに合わせて台詞が終わるのめっちゃすごい。(初演もそうだった?もう思い出せないです)

しかもあの人数でとんでもない数の台詞数あって跪くところまで持ってくるのすごいし、最後長台詞でどんぴしゃで終わらす青年(あらちゃんさん)まじすごいな。

そしてここの青年の台詞に刺されるオタク。グサグサ刺してくる上に、一番上から見下されるのでついつい睨んでしまった…何回も悔しい思いをしてきたので…(あらちゃんさんすんません)

 

冷静を装ってるけど内心めちゃくちゃ焦っているんだろうなという神楽。

どうにか佑希が参加(アラヴォーナス)することをやめさせようと、「もっと強いのを連れてこい」って言ってるんだろうけどどうにもならないし、佑希がおそらく(幾実以外で)強いんだろうなあ。

澪がガラテアに手を伸ばそうとしたとき、佑希だけでなく神楽が止めに入ろうとしたのは最初気が付かなかったし、怜人が「失敗する」と言っていたのも「アラヴォーナスが失敗して餌が無駄になってしまう」という意味かな?と思っていたのですが、最後まで観て怜人と神楽の真の目的を知ると、「佑希が死ぬぞ」という意味だったのかと理解してオタクがしにました。

おそらく脳であるエンケパロスの怜人には、佑希とこの場で再会してからの神楽のとんでもない動揺が伝わっていたのでしょうね。(頭の中で神楽が「どうしよう怜人」みたいな感じで一方的に話しかけてたらおもしろいなと思った)

 

あと、歩生が立っているときにだいたい手後ろで組んでるのめちゃくちゃ好き。さすが幾実さん…!てなるだけあって戦士感。

 

シーンが変わってなんかよくわからんおしゃ髪のお兄さんが出てくる。

アンドロギュノスの乙女を経ているオタクは染谷律だとわかるけど、そうじゃない人にはとってはこのシーンはよくわからんしどう少年たちに関わってくるのかわからず混乱する要因になりそうでおもしろい。

 

そんでもって、さっき見下してきた謎の青年が雰囲気をガラッと変えてきて普通(?)の人感出してきてたのもおもろい。

「どうぞ」と着席をすすめられたのに握手しにいったり、わざわざ隣の席に座ったり。

そして瀬川皐月と名乗る。

初見の人には謎の青年と瀬川皐月は同一人物に見えていたのでしょうか?

私は自分が初見だったら、下手したら別キャストだと思ってそうだなと思いました。

新井さんのお顔をもう覚えているので同一キャストだとわかるし、青年の正体も、瀬川皐月・束田唯についても知っているので、は~~~んこいつ……となりました。

この瀬川皐月は陽キャに見えたでしょうか?気になるところです。

私個人の印象は、同名の「いつか辿り着く未来のために」に出てくる瀬川皐月でもなく、謎の青年ががんばって陽キャを演じているように見えました。(オリジナルの束田唯の最初の印象が言葉を悪く言うと、人とあんまり関わりたくない陰キャって感じだったので…)

 

そして、この律たちのいる時間軸も普通に観ているだけでは佑希たちと同時並行で進んでいるように見えますよね。

でも、アンドロギュノスの乙女を観た人にはこの染谷律が2021年3月以降の時間軸だということがわかるんですよね。

これはアンドロギュノスの乙女のネタバレになってしまうので白文字で書いておきます。気になる方はどうにかして読んでください(個人サイトか?)

 

アンドロギュノスの乙女で律は大切な人を失い、死のうとします。しかし、死ぬことをやめ、そして傍観者であることを止めて当事者になることを選びました。どう行動するつもりだったのかはわかりませんが、この瀬川皐月の話を聞いて、プロジェクトFの施設まで行くのは彼が進んだ証でしょう。

律は皐月との話の中で「大切な人がある日突然いなくなる気持ちはわかる」と言います。いなくなったのは2019年、死んだのは2020年。2020年までの律は傍観者(何が起こるのか知っていて何もしない人)でした。

そして、律が死のうとしていたのは2021年3月20日でした。この日、律は死ぬのをやめて当事者になることを決めました。

皐月の「誰もまともに聞いてくれなかった話」に耳を傾け、協力するとまで言った律のスタンスは当事者に思えます。

つまり、2021年3月以降の染谷律だろうと推測できます。

それだけでなく、律がプロジェクトFについて知るのは弟の染谷奏太がプロジェクトFに参加した2019年(初演の時間軸)以降です。

佑希たちの生きる世界が「2018年」と最初に名言されてしまったので律が彼らと同じ時間軸にいないことがわかってしまうんですよね。

 

さて、話はBクラスとAクラスに戻ります。

Bクラスを煽りに来たAクラス(と見せかけて多分怜人はBクラスの指導に来ている)(陸と駿介は煽ってる)

ずっと体調が悪そうな翼……はやく帰ってあったかいお布団で寝ようね……ほんまプロジェクトFと委員会は~~~~~(ブチ切れ)

 

ここのシーンのガラテア操作の動きめっちゃかっこいいですよね!!!

特に一列に並んで順にわ~~~ってしていくところが好き。演舞みたい。

怜人がガラテアと一緒に回し蹴りするとこがえぐかっこよくて大好き。

他のとこでも操作するときのブンて音に合わせて手をシュンて動かすのも好き。

ガラテア二人とも力強いけど軽やかに舞ってて好きです。

 

今回こういう大勢での会話の中に流夏の大事な台詞を入れてきますね。

重大なことを言っているのにスポットが当たる人がすぐに変わっていくから観客に考える暇を与えない…

(ゾンビは初演で散々考えろと言われたので考えたがる)

いきなり流夏が「桔平じゃないともっとひどいことになる」というところは流夏以外がAクラスのガラテアの標的にされた場合、今後の展開(流夏にとってはゲーム進行)がひどくなるパターンを経験済みということを示唆していますね。(なぐりさんの配信?でも聞いたような)

下手したら誰かがこの時点でB&Eされていたりしたのでしょうか。怜人は神楽が佑希を生かしたいことを知っているはずなので佑希や澪をターゲットにはしないはず。そもそもオリエンテーションとしてガラテアの操作の仕方やアラヴォーナスの仕組みを教えようとしているはずなので、B&Eするまでしないと思うし、怪我をさせる程度にするはずだったと思うんですがね…。

澪を痛めつけるのはパフォーマンスであって、Bクラスに「本当にやばい殺される」と危機感を持たせようとしているような気もします。もしかすると手が滑ってB&Eしてしまったことが繰り返しの中であったのかもしれないし、澪や他の誰かをかばって佑希が負傷・B&Eされてチームが機能しなくなったパターンもあったのでは?という気もしてきました。

何ステ目か忘れたけど、「大丈夫、僕が守るから」的なことを流夏が桔平に言ってて泣いた。

 流夏にとって桔平は大事な友達なのに桔平に怪我をさせないといけないってどんな気持ちだよ…

最適ルートが桔平を犠牲にするって気付いてそれを何度も繰り返すことになるんだね。

 

そんでもって流夏はAクラスの圧からBクラスを逃がしつつ(特に大事な澪は後ろに隠そうとしてる?)、桔平を狙われやすい位置に誘導する。

彼らの間にどんなやり取りがあったのかわからないけど、桔平も怯えているみたいなのに流夏を少し後ろに隠しているように見えました。

1・2ステ目は見てなかったんですが、流夏あからさまに桔平を押し出しましたね…

桔平はどう思ったんだろ…

 

それにしても、ここのガラテア(美琴)に首を掴まれて持ち上げられる澪すごかったですね。本当に首を掴まれて持ち上げられているみたいでした(語彙力)(ああいううまい体の使い方みるとずるい…ってなるずるい)

他のシーンでもそうだけど、突き飛ばされたり、倒れ込んだりがみなさん本当にうまい!!!!!!!!ずるい!!!!!!!!!私もうまく倒れ込みたい

あざとか大丈夫でしたか……でも本当に良い突き飛ばされっぷりでした(拍手喝采

 

そしてBクラスの訓練の期間が始まります。

澪ズブートキャンプ控えめに言ってやばない?

腕立てで片足を反対の足に乗せて負荷あげてんのめっちゃ好き。

バービーからの宙返りあほほど安定しててめっちゃ好き。

回を重ねるごとに流夏の取り組み方が真剣になっていっている気がした。

 

そして上の方でその様子を見ているAクラス。

「これがAクラスの高みの見物か…!!!!!!」

全然関係ないところでめちゃくちゃテンション上がった。

 

高みの見物をきめているAクラスの台詞は全部心の声なので、会話しているわけではないけどなんとなく流れができているみたいだけど、独立しても成り立つ独り言。

そんな中、由季央の声に対して怜人のみが答える。エンケパロス感~

怜人は2年間、みんなの心の声を聞いてフォローしてたんだろうなと思った…そうじゃないと12クラスも…

 

そんでもってまだうまくいかないBクラス。

澪の言葉で惣一パパの言葉がフラッシュする。

甥を息子の身代わりにしようとした挙句、生きていると知っているにも関わらず「お前のせいで死んだ」なんて言うのなんなん。

 

佑希はAクラスの元へ。始まるB&E講座。

1ステ目は「教えてくれるなんて余裕な奴やな…」と思ってたんだけど、怜人の思惑がわかってから本当に純粋に教えてくれてるんやな…となった(10%くらいなんの意図があるんや…と思ってましたごめんね……今まで見てきたエンケパロスが小早川幾実なものなので…)

 

それにしてもB&Eの説明わろてしまいました。

怜人「ガラテアに部屋の中に入ってもらう。見つけたらあとはガラテアに任せればいい」

佑希「どうなるんですか?」

怜人「ガラテアはピグマリオンを愛しているから結婚する」

オタク「は???????????」

部屋に入ってからの展開はやない?ガラテア手がはやいぞ。

 

9・10・11

前シーン(2018年)で「九州支部が新設される」って言っておきながら、次のシーン(2021年)で当たり前のように九州支部が挙げられるのおもしろいですよね。

時間軸が同じに見せかけるミスリードに「あれ?九州支部もうできてるの?」という違和感を持たせられる。

 

初演のときも好きな演出だったんですけど、同じ話題を別空間で別々に進めていくのめっちゃいいですよね。

ただし、律たちは時間軸が違うので役者さんが舞台上で同じ場所にいることがないという演出もおもしろい。(階違いで同じタイミングで出ることはありましたね)

Bクラスは綜真からデストルドー関連について教えてもらっている。Aクラスは翼を取り囲んで思考の統一を図っている。

 

初演のとき考えろと言われて育てられたゾンビなので、「考える」に執着していると繰り返します…

 

Aクラスは考えているようで(翼に考えさせているようで)、みんなの思考を奪うようなやり方をしていますね。これがずっとしてきたことなのかわからないけど…

神楽が「俺がどう考えるのか考えろ」と言っててうわ…となった。

自分で答えのない正解を考えることは大変だ。他人の考えに合わせるだけならその考えをトレースして自分で納得すれば、まるで自分も考えているような気がするから楽だよね。全て思考を他人に委ねているだけなのにね。

陸と駿介は神楽と怜人に、歩生は幾実(幾実が来るまでは2人)に行く道を委ねている。

大輝は我が道を行っているように見えるけど、「デストルドーを倒す崇高な使命」という他人から与えられたものに依存しているだけで結局は自分で何一つ考えていないのと同じになってしまうよね。

由季央はこの状況に疑問を抱いているけど、Aクラスの方針を変えることはできない。

 

仁、何を言い出すんだって感じなんだけど、「味方にもB&Eできる?」って。

集団の多数決の発言ってこわいですよね。冗談のつもりだったのに人の口を介するごとに言葉がどんどん重くなっていって冗談じゃなくなることがある。

B&Eする雰囲気になっていたけど、B&Eは「再起不能」になってしまう。

最初は翼の指を折る怜人にひどいと思ってしまったけど、”B&E”から”骨折”にすり替えたんだとしたらすごいよね。頭の回転の速さ…ポーカーフェイス…

まあ骨折も痛いのでひどいんですが…そもそも人間が人間の骨折るってどんなゴリラ…

翼痛かったね……

 

 

これを駿介が書いているっていうのもこれまた激しんどポイント99999点ありますね。

上の学年のこと先輩つけて呼んでた時期あったのかわいいね。

それと同時に今はみんなでご飯食べてないってわかって悲しいね。

ワイが食堂のおばちゃんになってうまいもんいっぱい食べさせてやりてえ…

(怜人がラーメンなのにめちゃギュンってなった)

(そういえばロールキャベツ作ろって思ってたのにキャベツ全部千切りにしてしまって絶望している)

 

12・13

舞台を観たときは、「こういうシーンが今回多いな」とぼんやり思った程度だったんですが、台本を読んで構図がおもしろいなと思ったシーンの話をします。

 

「お前のせいで」とひどいことを澪から佑希に言う。
澪が佑希を突き飛ばして去ろうとしたときに、佑希が澪の腕を掴み名前を呼ぶ「澪!
澪は佑希の腕を振り払う。
 
直後の回想で
 
ひどいことを佑希から神楽に言う。
佑希が去ろうとしたときに、神楽が佑希の腕を掴み名前を呼ぶ「佑希!」
佑希は神楽の腕を振り払う。
 
構図が同じだけど、佑希は神楽視点から澪(かつての自分の立場)を見ている。
佑希はプロジェクトFのことを帰ってこれないような死ぬものだとわかっていた。
神楽は帰ってこなかった。
澪はプロジェクトFの内容も知っていて、大切な家族同等の存在が帰ってこなかった。
 
 
去ろうとする澪の腕をつかむシーンが2回あるはず。
1回目は払われるけど2回目はチャンスがほしいと繋ぎ止める。
佑希は神楽が掴んでくれた手を離したことがあるから、1回目で神楽の立場・感情を追体験できたのかもしれないですね。
 
 
澪が言うように、9日後に負ければ死ぬとまで言われているのに佑希たち軽音部には危機感がなかったかもしれない。
佑希は神楽が生きていたことに安堵して、自分たちを殺して神楽が生きられるならそれでもいいかと思っていた?
負ければ死ぬって言われてたけどそんなことないって心のどこかで思ってた?
 
ここから助け出すって言ってたのはそういう選択肢もありって思った?とりあえず一緒にここから逃げようみたいな意味だった?
 
佑希は話し合いの中でなぜ「死にそうな顔」になっていた?全部自分のせいだと思っている。
もしあのとき神楽の代わりに参加していたら、神楽をこんなところに来させることにはならなかった。Bクラスの足を引っ張るようなことにはならなかった。
最初から無能なエンケパロスと言われて、訓練でうまくいかない、澪にはお前のせいだと言われ続け、Aクラスにもそう言われる。
そもそも澪に佑希が無能なエンケパロスと教えたのは誰だ?
施設にいたときにプロジェクトFに関して教えられていた(情報が漏れていた?)からそこからだろうか。
明るく振舞っていたように見えた佑希の心の内がようやくここでみんなに見えるようになってきた気がする。それでやっと佑希はみんなを頼れるようになって、みんなは佑希をささえられるようになったのかな。
エンケパロスだから他のみんなの心は見えても、エンケパロスの佑希自身がどう考えているかは誰にもわからないもんね。
 
途中で、航汰が椿先生の話をするところぼろくそに泣いてしまった。
この子たちの笑顔のためならなんだってする、っていう椿先生の愛が見えた笑顔でした。
 
 

15

ここで惣一パパが佑希を”甥”ではなく”息子”という意図何なんでしょうね?

直前のシーンで佑希たちが生きている姿を見せられていたのに、「佑希は死にました」と突き放される。

Aクラスが2年前の事故で死んだことになっていたのに実は生きていた、という前例があるので、この台詞も佑希が死んだのは嘘で、実は施設内で生かされているとミスリードも考えられなくもないですね。

(初演を観ているオタクはAとBが最終的に死ぬことを知っている)

 

16

小早川幾実の不穏シーンきましたね。

幾実に関する考察はプライベッターで書いてもうまとめる気力がないのでリンク貼っておきます。

privatter.net

 

ここ以降で不穏な小早川幾実に対して光の照明と不安にさせるBGMでオタクを惑わしてくるのずるいです。

幾実はただの人間なので、そんな力持っているはずもないのに、「こいつ何か干渉している…!?」と疑ってしまいましたね。

怜人と神楽が急に苦しみ始める。そんな二人に対して幾実は心配する様子もない。

 

17

Bクラスがまとまっていくシーン。

佑希は幾実や怜人のように上に立ってみんなをまとめるタイプではない。

自分の心の中の弱い部分をさらけ出してみんなに支えてもらうことができる子。

 

澪はコミュニケーションへたくそだね。

こんだけ突き放されてもめげない佑希が逆にすごい。目をみて口論してるのいいですね。澪に今までこんな風にぶつかってきてくれた人はいないんだろうな。というかこんな風にぶつかってきてくれる人ってなかなかいないですよね。

澪を引き留めるのにしがみつく佑希かわいいし、澪のフィジカルがつよすぎてもはやかわいい。照れてる澪も大変かわいかったですね。

 

練習の中で澪の心の声が聞こえないというのを音でかき消すという演出が憎いですね。これだけの悲痛な叫びがカルディアに聞こえないのか。澪はどれだけ他を拒絶しているんだろう。

ここの翊動めちゃくちゃ好きなので音源買わせてください…いや他も全部好きなんですけど…

デデデデって澪がフォーメーションから抜けるところ音楽の作りが天才か?

 

ここの「ちゃんと傷つきたい」綜真……素人が何言ってんねんという感じですが、井上さんめちゃくちゃ良かった…公演中盤くらいからギアがあがりまくってめちゃくちゃ良い演技でしたね…戦いの中で成長するタイプ…

 

そんでもってこれは台本で状況を確認してほしいところ。

デストルドーに囚われそうになっている澪に佑希が手を伸ばす。

自分自身が否定してきた澪の生を佑希が肯定してくれる。

頷き合うエンケパロスとカルディア最高ですね…

そしてやっと澪の笑顔……

 

Bクラスの様子を見ていた怜人と神楽の台詞、二平さんがキャスでおっしゃっていたけど、神楽の「ああ」に込められる感情の情報量がすごい。使い分けるのがすごい。

神楽の「ああ」三段活用はDVDでチェックします。(記憶ないマン)

二人はあのBクラスがようやく同じ土俵に立ってくれた。これで自然に負けられるとでも思っただろうか。デストルドーに勝ってくれると淡い期待も抱いた?

 

19

そして束田唯。「委員会」の人間っていうのがね~~委員会なんなん。

関東第二支部はパスワードでロックされている。東北支部も閉鎖。

そして、東京本部も閉鎖している。このときは2021年。

初演の2019年に事故が起こり、死亡したと言われているS・Eクラスの18名は東京本部の地下で10年間の眠りについている。

Eクラスのカルディアである束田唯ももちろん眠っている。

ではここにいる束田唯は何者か?というのはなぐりさんのnote参照ですね。

惣一パパはこの束田唯のことを人間じゃない、と発言するが職員たちはどこまで知らされているんでしょう。眠っているはずの束田唯がここにいるのはおかしいと思うのでは?それとも「委員会」にはEクラスの束田唯とは別の束田唯がいることを知っていたのか?

 

20

戦いを翌日に控えたAクラスの焦燥。

今までは12クラスも殺してきたことに対して、心の奥では殺人だと思っていたのかもしれないけどデストルドーを倒して世界を救うための犠牲だと自分たちを無理矢理納得させていたのかなと思った。

それがここにきて、由季央が自分たちを「殺人者」と言ってのけ、みんなそのことを自覚してしまう。

翼はこの2年間で一番心をすり減らしてしまってそれでも思いとどまっていたからあんな姿になっていたのだろう。それが「殺人者」と自覚させられたことで、どうせやることは変わらないとBクラスを殺してこようとする。

由季央が「大切な人に前と同じ顔で会える?」と問いかけたときに真っ先に陸の心配をしてしまった。

 

崩壊しかけていたAクラスが怜人と神楽がきたことでまとまり始める。

怜人に問いかけて安心させてもらうことで精神を保つ陸。駿介は怜人の言葉にずっと頷いている。仁と大輝はぶれていない。

一番ぶれている由季央には「友達を殺す」という気持ちを共有し、歩生と翼には謝って自分の心の内を晒すことでこちら側に戻そうとしている気がする。

本心なのには違いないと思うけど、怜人は神楽と自分の目的を果たすためにAクラスの心の声を聞いてこの危機に当たっていると思った。

 

仁役の斎藤さんと桔平役の雨澤さんの配信で少し役のことに触れていたんですが、

大輝はこの行いが良いことだと思ってるので、周りから見れば狂人で本人からしたら普通

仁はこの行いがやばいことだとわかっているけど神楽が望むことなら普通にする

という違いが面白かったですね。

仁は神楽と怜人がBクラスを勝たせようとしていたことに対して台詞上は二人を責めてはいないけど、どう思っていたんでしょうか。教えてほしかったのかな。もし事前に伝えていたら仁は神楽のやることならと賛同したのかな。それでも自分が死ぬのは嫌だよね。

 

そして鼓舞してまとまりかけたAクラスの元に幾実が来る。

どうせどっちも死ぬのならここで追い打ちをかける必要があったか?最終的には生き残った方をSクラスのガラテアに食べさせると言っているけど、Aのガラテアがレベル12・Bのガラテアがレベル1だとしたらやはりAを食べる方がいいんだろうか?

幾実に対して神楽も怜人も反論ができない。

幾実は畳み掛けるように話す上に反論の隙がないので勝つ方法は喋らせないこと…いやでも無視できないよね……わかるよ…

 

ついに翼が壊れてしまった。満身創痍なのに骨折までさせられて、挙句勝ち確をひっくり返されて死ぬ予定になっていて、その理由が友達を守るだったらそりゃ気がおかしくなるよ。

頼(Sクラスのカルディア)と同様に、神楽も自分の命を盾にして相手を従わせる。

頼は切羽詰まっていた印象だけど、神楽はずっと冷静沈着で怜人と二人でAクラスの支柱という印象だった。
翼の手踏みつけるところはヒールで凄まじい音を出しつつ踏んでるように見せかけてぎりの角度保ってるの冷静すぎてすごい。

 

ここで出てくる声に出して言いたい日本語2「そんな段階だったのか」

初演の声に出して言いたい日本語「どういうシステムだよ!」とともに汎用性のある台詞ですね。

他のみんなは自分たちが犠牲になって死ぬことを非難しているのに、大輝だけはプロジェクトFに対する意識の相違にがっかりしているところがぶれなくてすごいなと思う。

 

幾実にどんどん引っ掻き回されていって、怜人が後ろを向いているのがとてもつらい。

それでもなんとか幾実に勝つ方法を、Aクラスをまとめる策を考えているのだろうか。

 

キャスティングの話きいてえ~ってびっくりしたのが、幾実(183cm)より小さいこと。たしかに怜人が幾実に掴みかかろうとしたときに幾実より背が低くて幾実の圧倒的な存在感を強くしていたなと思いました。

 

 

21

ここの惣一パパに対する唯の言葉がこっちにも刺さってくるんですよね。

「言われるままに流され戦いを放棄することを選択した結果がこれだ」

(選択しないという選択をして結局何も選択できていない愚かな我々)

 

パパもだけど律も過去にピグマリオンが死ぬのをただ見ていただけなので唯の言葉でめった刺しにされてそう。大人ならピグマリオンを救う手立てを考えられたのかもしれないのにね。

それでも律はその事実を受け止めて今の自分にできることをしようとしているんですよね。

 

 

23

前シーンのまま回想が始まる。

他のピグマリオンたちは舞台上に残って動かないまま佑希にスポットライトが当たる。

前の佑希の回想と似ているけど、神楽が見ているところ(つまり神楽の回想)という点で異なる。

 

佑希は嘘をつくのが下手なのが顔でばれるけど、神楽の嘘(プロジェクトFに来てからの神楽の態度)が佑希に通じないのは佑希が神楽のことを信じてるからっていうのがしんどいですね。

 

神楽は佑希を守るためなら地獄に堕ちてもいいと言っていますが、実行済みなのがすごい。

佑希がプロジェクトFに神楽の代わりに行くことが決まってしまったのにそれをどう抑えて予定通りに自分が行ったのかよくわからないけど、Aクラスのガラテアは実姉の美琴になってしまっているし。

佑希を生き残らせるために、自分がヒールになって佑希に嫌われるの覚悟で振舞うし、Aクラスを道連れにしようとする。

 

そしてこのシーン、他のみんなは止まっているのに流夏だけは動いて二人を見ている。

流夏の特異性を表していますよね。回想なのだから流夏が本当にこのことを知っているのかはわからないけど、「この物語」を流夏は他のみんなとは違う視点で見ているということがよくわかります。

 

24~33

やっぱ怜人と神楽、脳内で会話してた……

B&Eされる直前のAクラスの叫びが悲痛すぎる。

大輝が「夢」と言ってるのはどこからどこまでなのかな、プロジェクトFに来たこと自体が夢だったのかな。

これを怜人は受け止めて全滅させていく…大切な仲間を…

 

途中で差し込まれる現在のシーン。ずるいですね。

彼らを助けに行けそうな希望をちらつかせるのずるい。もう過去のことで見ているだけしかできないのにね。

 

9人で操作しているBクラスに対して、2人になってしまったAクラスだけど怜人はBクラスを圧倒する。脳と心臓以外の機能を失っている(※怜人が説明してくれた)のに、一人でガラテアを操作している怜人すごいな…脳直で動いているガラテア…

「やり方、教えただろ」でドバドバ泣いてしまった。このために教えていたのか…

自分ができなかった友達を殺さないということを神楽にはさせてあげたくて、そのためなら大事な仲間と道連れになることを選んでしまったね。

みんなが2年間でズタボロになってるのを怜人はわかっているし、それから解放させてあげられるならあと一回の戦いで神楽を壊すよりもみんなで死ぬそっちの道でもいいかと思ったか。葛藤はあっただろうな……

2ステ以降は怜人の台詞の真意がわかってしまったので、変なタイミングで泣くこわいオタクになってしまいました。

 

死の欲動に抱きしめられる怜人。

始めてAクラスとして、友達のいるチームを殺してしまったとき、きっと怜人はAクラスのみんなの「死にたくない」って声が聞こえて友達よりAクラスの仲間を守ることを選んでしまったんだろうなと思う。

最初の1カ月はパニック状態だったって言われてるから、怜人は支配するタイプのエンケパロスだろうけど、みんなのことをしっかり受けとめていたんだろうな。

全てはAクラスを生かすためだったはずだけど、最後は死を受け入れてしまった。でも、怜人は自分の行動が誰かの未来を変えると信じている。

怜人はB&Eされてしまって意識がない状態(死んでないだけ)なのに手はピクピクと動いていて、なおも神楽をB&Eしようという意思を感じる。

 

まあここまでやってきてびっくりして、えー(B&E)事項なんですが、やっと神楽と佑希が(プロジェクトFにきてから)会話らしい会話をします。

「大切な人と一緒に生きていけたらそれだけでよかったのに、それすら許してくれないんだろ」って言葉が本当に悲しかった。

 

佑希はEクラスのカルディアと同じ境遇(親が死んでおじに引き取られる)だけど、みんなから愛される子に育ったね。

佑希は神楽がいなくなった世界でも、明るく生きて世界を愛していたね。空元気だったとしても。

それは佑希が神楽の手を握り、神楽が佑希の手をとってくれたから。

それは蝶の羽ばたきで、林檎の木。

 

佑希が「俺たちをこんな目に合わせた奴らを殴ってやる!」って言ったとき、泣きながら佑希もそんな段階だったのかって笑ってしまった。オタクと同じレベルやん。

澪は人を突き飛ばすけど、喧嘩!とか殴る!とか言っているわりに佑希が人を突き飛ばす描写はないんですよね。澪には掴みかかるけど。

 

そしてBクラス脳内会議で答えを決めた佑希はB&Eされることを選びましたね。

「生まれてきた意味がない」と言っていた澪が「生まれてきた意味はある、そう信じたい」と言うようになったの泣いてしまうね。

そしてこれまでずっと生まれてきた意味がないと言われ続けてきたデストルドーに対して佑希は意味があるよと語りかける。

これはデストルドーとマブなオタクのショートコントです(?)https://fusetter.com/tw/9j10L9DE#all

あと、キャラクター更新されたときに「???」ってデストルドーじゃん!!!!どう喋るの…?って思ってたけどデストルドーは喋んなかったですね。(そらそう)

 

幾実のガヤにも負けず、意識のない状態でも怜人と佑希(+B)は腕を動かし、ガラテアは澪と神楽を襲う。

意識がなくてもカルディアをB&Eするようにエンケパロスが操作するの、脳としてつながってる感じがあっていいですね。ガラテア(美琴)が神楽でなく佑希に狙いを定めたのは怜人が神楽の意思を受け取っている気がします。

B&E後でも“ちゃんと見ていた”デクシアマティ(右目)の澤山要(初演のEクラスの子)に通ずるものがありますね。

 

 最後、倒れてしまったみんな(死んでいる)に駆け寄り泣き崩れる綜真。友達だったよね。

綜真は初演のときに元々の性格もあるだろうけど、Eクラスに対してキャンキャン吠えてたけど、Bクラスとつらい別れをしたからもう友達になることがこわかったのかな。

もしかしたら綜真は支配するタイプのエンケパロスとして立ち回ろうとしていたのかもしれない。それでも、綜真は問題児ばかりのEクラスのピグマリオンを受け入れる優しさがあった。(詳しくは初演参照)
他のピグマリオンの状況がいきなりよくわからない状況からスタート、カルディアは心を閉ざしているという同じ状況でも、ガラテアを操作できない佑希と、動かせた綜真。
綜真はエンケパロスの立場をわかっていたけど、それでもみんなを受け入れていたんだなと考えると、綜真おまえは…

 

34

やっと3年前のことだったということが明言されました。

「久しぶりだね」いつからの久しぶりなん…(あとガラテアからパパって呼ばれる唯めちゃおもろと思いました)

この束田唯は大切な人の生きた記録を集めているって言ってるけど、唯の大切な人は誰なんだろう。綜真、Eクラス、Sクラスも入るか?

 

35

ねえ、最後。

まさかこんな終わり方をするとは思いませんでしたよ!!!!

台本を読んで、この場に本当はいるべきだった人たちの名前を見てほしい。しんどいね。

 

Aクラス高みの見物をきめてくれんか?3階席~!ってしてほしかった(?)

(暗いので見間違えだったら申し訳ないんですがセッティングにキャスト混じってた?Tシャツだったでしょ?Aはわざわざ最後着替えてカテコ出てきてくれたんですか…)

 

バンドverの忘れられた物語かっこよすぎる。

バンド練習してたのでどっかでやるんか?と思ってたのですが最後とは思ってなかったし、もしかして録音して流すのか?と思ってたので生演奏はB&E(びっくりしてえー)

部員・神楽・美琴・椿先生が手拍子してるのいとおしくて泣いてしまったね。

 

あと、それまでただの傍観者だった我々が、軽音部の観客としてあの場にいたのいい舞台装置だなと思いましたね。

 

間奏で、「10年後、20年後のあなたにも届いてほしい」って言ってるの、東京本部の地下に眠っているEとSを思って泣いた。(世界線がめちゃくちゃ)

澪が泣いてるの、この世界線ではプロジェクトFの記憶はないけど、「いつか辿り着く未来のために」の皐月のようになんとなく知っていてなぜか涙がこぼれたのかなと思いました。(神楽は遠くて細かい表情まで見えなかった)

衛士に促されて手拍子したり、泣いてる~~ってなってる澪かわいかったね……この世界でも軽音部入ってくれるんじゃん…

 

演奏もばちくそかっこよかったけど、歌詞も素敵だったな。

佑希の声が柔らかくて、「ふわっと風にでも吹かれないと 形保つことできなくて」って歌詞に合ってるなと思いました。

「君の手を引かなきゃ」というのも、佑希が澪や神楽の手を取るシーンと相まってぐっときましたね。

 

AクラスもBクラスも死ぬことを我々は知っていたのに、こんな笑顔(ぼろぼろに泣いている)で終わるなんて想像していなかった。最高でした。

 

その他

終わってほしくないな~と思う反面、千秋楽になると、「我々が見ているからこの子たちはあの世界から出られないんだよな」と思うとあと1万回やってとは言えなくなってしまいました。

 

束田唯や流夏から劇中でも何度もグサグサと刺されたわけですけど。

「どうなるか知っているのに見ていることしかできない、手を出すことはできない」傍観者が「見ていることに意味がある」と思わせてもらって救われた気がしたけど。やっぱり彼らを救いたいんですよね。結局は傍観者だとか安全なところから見ていると言われてもね。

 

デスナインはみんな好きになっちゃうんですけど、生き様が好きなのはアンドロギュノスの乙女のニチカとADの怜人。自分の行動が誰かの未来を変えると信じて死んでいった二人…

律の発言もアンドロギュノスの乙女を観ると深まっていくと思うので、アンドロギュノスの乙女の再配信してほしいですね。

 

 

ぷらいべったーふせったー、ついったーで書いた内容をもってきたものが本文ですが、とりあえずこれも置いときます。

デスナインADの初日ネタバレ感想 - Privatter

デスナインAD2日目終えての感想考察 - Privatter

 

デスナイン

本当に好きな作品です。

終わりなんて言わないでください…(様々な事情があるのはわかるのでオタクの無責任な願いです)

非公開のチャプターも観たいし、これまでのチャプターもまた振り返りたいし、ボイスドラマの続きも聴きたい。

オタク我儘だね~~~

初演以降はとりあえず全通するくらいには好きでした(時世的に配信も多かったですが)

つまりめっちゃ好きなんです。

千秋楽を終えて劇場を出たとき、泣いてたけどすごく晴れやかな気分でした。

佑希が言うように音楽の力なんだろうなあ。

デスナインAD、まっすぐに届いた光でした。

ありがとうございました。

 

 

 

【非公式】デスナイン講座

デスナインADおつかれさまでした!

デスナインが大好きなオタクによる、デスナインなんかええなって思ったもののどうしたらええんじゃ?っていうオタクのためのデスナイン講座(非公式)です。

舞台以外でどう入っていったらいいの?なんかボイスドラマとかあるらしいけど…という方にデスナインを非公式に紹介するものです。

初演に関してはちょいちょいネタバレをするのでそれはやめてほしいって人はすみません…

今触れられるコンテンツに関してはネタバレを控えています。

 

デスナインシリーズはどこから入っても楽しめるようにしているとのことなので、気になったコンテンツだけでも楽しめます!

今は観られないものもあるのがとっても残念ですが…(台本は全部あります) 

 

正式な情報は公式を観てくださいね!

デスナインHP Destrudo 9

 

上演記録は公式HPにありますが、それに沿ってオタクの気持ち・解説とともに紹介しますね。

 

 

(1)2019.9 【舞台】デストルドー9 ~「希望の9日間」/「絶望の9日間」~

HP

デストルドー9

台本

【DL】上演台本 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

 

全ての根源、沼のはじまり。沼が深すぎで多分マントルまでいってる。

足が融けちゃってゾンビになってしまったね…

どうにか全人類に観てほしいんですが、当時は配信もなく、DVD化もされていないのでもう観ることはできないようです。

ADのキャストさんは記録映像をご覧になったようなので、デスナインキャストになれば記録映像を観られる…ワイもキャストになるか…(なれません)

初演は「希望編」と「絶望編」の2エンドで公演され、途中からルートが分岐していました。

 

アプリ

ノベルアプリがありました。そんなに長くないのでサクッと読めます。

初演の登場人物と世界観を知る手助けになるのでぜひやってみてくださいね。まあ不穏です。

 

 

play.google.com

Destrudo9

Destrudo9

  • Satoshi Kobayashi
  • Entertainment
  • Free

apps.apple.com

 

twitter

デスナインADのときもそうですが、公演前からtwitterに不穏な投稿がされ始めてたんですよね。

 

 

ゾンビの大好きな紙枝

(紙枝って名前がよく出てこなくなってくめじいって言っちゃう。くめじいさんは紙枝役の久次米さんです) 

紙枝はデスナイン世界での3つに分かれる勢力のうち「デスナインが男を滅ぼすならばそれに従ってみんな死のう勢力(意訳)」で、上司である織原紅(小早川兄弟の母)(デストルドーに対抗するにはワクチンを開発しよう勢力)を裏切りなんやかんやあって死ぬ。

 

紙枝の「素晴らしい!」はみんな大好き。みんな言いたい。

紅さんの「紙枝、ガラテアを」もみんな言いたい。「紙枝、○○を」で大喜利したくなっちゃうね。

 

 

デスナインの世界である意味特異点の男・守野純。Eクラスの教官。

アドリブかと思ったらアドリブじゃない台詞多くておもろいのは朗読劇デスナインIT(台本あります・後述)

多分だいたいちがさん(守野純役)のせい。日替わりの小道具を楽屋に持ち込む姿を共演者に目撃される。

守野は先生になりたくてでもなれなくてプロジェクトFの教官になった人。おちゃらけているけど、シリアスなシーンとのギャップでオタクが死ぬ。

あんだけ前半の日替わりで引っ搔き回したくせに死に方がしんどい。

 

 

Sクラスの絹川教官。昭和の体育会系というイメージ。

演じているのはデスナインADで監督をされていた夢麻呂さん。

前半ととあることが起こった後の後半では絹川教官の姿が変わりすぎていたので観客は「何か…よくわからないけど、大変なことが起こっている…」と違和感を感じ取ることができたのでした…

 

 

Eクラスは試験的に集められたクラスなので問題児ばかり(みんなええ子やで…)

 

 

束田紀彦は唯のおじさん。昔起こった”事故”により、二人は東京から逃亡します。

紀彦おじさんは”事故”により足を負傷しており、足を引きずりながらもプロジェクトFに行った唯を追いかけてきます。

 

画像のメモもよく見るとと大変なことが書いてあります。

Sクラスのピグマリオンが書いたものですね。

 

 

 

9日目、大変なことがいろんなところで起こっているんですね。

紅さんパソコンでメッセージを残したのか(冷静なオタク)

画像も血がついていますが、見切れているメッセージになんと書かれているかも読めると泣いちゃうね。

紅さんのお話はデスナインITの配信映像を観ていただきたい。

 

 

 

Sクラスのガラテアはこのひかりの姿をしています。

ADの台本を読んだ方はこの意味がわかりますね…

 

 このツイートの意味が台本を読んだ後にわかるとあ~となる。

 

 

野一色晶はSクラスのカルディア頼の姉。

ドラマCD、ボイスドラマにも登場します。

 

 おや…

 

 おやおや…

ちなみにこの曲は「berceuse」という曲で「希望編」のエンディングでした。配信もされていますのでぜひ。

https://linkco.re/qqZ2C1zH

デスナインITでも使われているのでオタクはこの曲を聴くと泣きます。

 

PV

 

 

ちょっとだけだけど本編映像

 最初のシーン…似たようなシーンがデスナインADでもありましたね…?

 

 ばちくそ好き(個人の感想)

 

終演後にアップされた映像

 台本を読んでエンディングを知って、この映像を聞くとこのときに提示された最善のエンディングって感じがしますね…

ちなみにここで使われている曲は「SHEEP」で「絶望編」の最後に使われていた曲ですね。

配信もありますのでぜひ。youtubeは無料で聴けますので何卒。

https://linkco.re/V2MRxu0S

 

前日譚

プロジェクトFに参加する前のS・Eクラスのピグマリオンたちの話が書かれています。

【DL】書き下ろし短編小説「絶望と希望のプロローグ」 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

 

音楽配信のまとめ
IKUMISAMA

Q&A

臨時企画で質問に答えてくださいました。

【臨時企画】回答編・その1 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

【臨時企画】回答編・その2 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

【臨時企画】回答編・その3 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

【臨時企画】回答編・その4 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

【臨時企画】回答編・その5 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

【臨時企画】回答編・その6 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

【臨時企画】回答編・その7 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

【臨時企画】回答編・その8 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

【臨時企画】その9・最終回 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

 

その他

 小早川綜真のtwitter

2019年9月2日(初演のプロジェクトFの初日)まで更新されていました。

 

野一色晶のtwitter

野一色晶 (@yori_akira_n) | Twitter

プロフォール欄に何やらリンクが貼られていますね。

 

ハロウィン企画

Happy Halloween | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

 

頼の日記

 

 

 

(2)2019.10 【イベント】デストルドー9アフターイベント

初演後に行われたイベント。

元々クラウドファンディングのリターンでしたが、チケット抽選もありました。

内容は私立デストルドー学園を舞台にした(平和な)朗読劇やゲームコーナーや質問コーナーなどがありました。

 

注目ポイント

・小早川兄弟がイチャイチャしている

・「変なアドリブし過ぎ」と言われる守野純、(多分)アドリブ入れてない 

・ジャガイモ(頼)は自前(自前のジャガイモとは)

 

ちなみにデス学はエイプリルフールでも盛り上がりました。

 

 

 

 

そして、イベント内で次回作のデスナインADの制作決定が発表されました。

 

(本当は2020年に公演される予定でしたし、元々の内容からも大きく変更があったそうです) 

 

 (3)2020.01 【朗読】デストルドー9 クローゼット・ドラマ「If&True」

アフターミーティングでデスナインADやります!と言われていたのに、先にまさかの朗読劇があると言われ発狂するゾンビたち。

開始5分でチケットは完売。当日券チャレンジをしました。

 

デストルドー9 クローゼット・ドラマ「If&True」公演情報詳細 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

 

公演リスト(1話30分程度)

True

  • 賢者と愚者のパレード →CD
  • 僕らが愛した心臓 →CD
  • オイディプスの蝶 →配信
  •  初恋と毒薬 →台本のみ
  • 祝福されしエンブリオ →配信
  • いつか辿り着く未来のために →配信

If

  • クローズドクエスチョン  →台本のみ
  • キュートアグレッション →台本のみ
  • スタジオ9「絶望と希望の9日間」編 →台本のみ
  • スタジオ9「アドゥレセンスの聖戦」編 →台本のみ

 

台本

【製本版】クローゼット・ドラマ「If&True」上演台本 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

【DL】クローゼット・ドラマ「If&True」上演台本 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

 

音源配信

賢者と愚者のパレード(Eクラスの束田唯・二階堂優・教官:守野純の話)

【DL】賢者と愚者のパレード/ドラマCD「Sounding Procession #01」 |...

僕らが愛した心臓(Sクラスの小早川幾実・五十嵐遼の話)

【DL】僕らが愛した心臓/ドラマCD「Sounding Procession #02」 | 【...

 

配信

現在観られるのは千秋楽公演の映像のみですが、本当に絶対観ていただきたい。

すごい公演でした。流れがずるい。ずっと泣いてた。

デスナインADやデスナインITしか観たことないよ、でもおもしろかったなって方にはぜひ観ていただきたいです。

【ディレイ配信】「If&True」千秋楽公演・本編映像 | デストルドー9

 

 いきなり二階堂優(Eクラスのアフティ)にお便りを出すことになるオタク。

 

 

瀬川皐月の日記

 

(4)2020.08 【ドラマCD】デストルドー9 ドラマCD Sounding Procession Vol.1、Vol.2

デスナインITで上演された「賢者と愚者のパレード」「僕らが愛した心臓」に加えて、新録のタイトルを入れたドラマCDが発売されました。

CDは完売しているので、配信のみで購入できます。

マイク前でお芝居をするのが初めてなキャストさんもいらっしゃるのですが、ドラマCDもボイスドラマもみなさんふつ~~~にうまいです。

 

【DL】賢者と愚者のパレード/ドラマCD「Sounding Procession #01」 |...

【DL】僕らが愛した心臓/ドラマCD「Sounding Procession #02」 | 【...

【DL】青い春のメモランダム/ドラマCD「Sounding Procession #01」 |...

【DL】友に捧ぐエンドロール/ドラマCD「Sounding Procession #02」 |...

 

台本

【DL】Sounding Procession #01&#02 収録台本 | 【公式】「デスト...

 

共に捧ぐエンドロールはボイスドラマに繋がる話なのでぜひ聴いていただきたいです。

 

(5)2020.09 【ボイスドラマ】デストルドー9長編ボイスドラマ ~アベルとカインの黙示録~

HPにいろいろ情報載っています。単語の説明なども…

デストルドー9~アベルとカインの黙示録~

 

現在9話まで話まで更新されている、全24話予定のボイスドラマです。

1話は無料で公開されているので、とりあえず聴いてみるか~で聴いてください。

初演のキャラしかまだ出てないですけど、ITやADの子も出演しないですか…?

どんだけ時間かかってもいいので更新待ってます…

 

内容は、初演に出てくる少年たちがプロジェクトFに参加する少し前…のはずなのになんか初演の内容とちょっとズレがある…!?という感じです。なんででしょうね。

もちろん、初演の内容をよく知らなくてもボイスドラマから楽しめますのでぜひ。

配信

第01話「希望に至るプロローグ」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「デ...

第02話「初恋の終わり」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「デストルド...

第03話「虫籠のピグマリオン」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「デス...

第04話「滅びゆく世界が見せる夢」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「...

第05話「小早川綜真の告白」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「デスト...

第06話「小早川幾実の告白」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「デスト...

第07話「守護者と逃亡者」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「デストル...

第08話「うつくしい家族」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「デストル...

第09話「夢を見る子どもたち」/デストルドー9 〜アベルとカインの黙示録〜 | 【公式】「デス...

 

台本

台本まさかの無料という出血大サービスなのでぜひご覧ください。

他の台本を読んだ方はわかるかと思いますが、デスナインの台本は「いつ」や「世界線」やその他諸々、大事な情報が書かれているのでそこも台本を読む醍醐味ですね。

 

【無料】【DL】第01話「希望に至るプロローグ」台本/デストルドー9~アベルとカインの黙示録~...

【無料】【DL】第02話「初恋の終わり」台本/デストルドー9~アベルとカインの黙示録~ | 【...

【無料】【DL】第03話「虫籠のピグマリオン」台本/デストルドー9~アベルとカインの黙示録~ ...

 

主題歌「spring come」

https://linkco.re/6mNCZsVd

(6)2020.11 【イベント】デストルドー9ミーティングルーム《劇場版》

朗読がやばかったイベント…もう何があったか忘れました…

そういえば始まるまで何をするかさえよく知らないイベントだった気が…追い台本をしたのが懐かしいですね(発狂したゾンビ)

ディレイ配信はあったのですが、終了してしまいました…なんとか再配信をお願いしたいです…

朗読「或る少女たちのすべて」

なぜ少女?出演者は少年しかいなかったのですが、この後の朗読劇「アンドロギュノスの乙女」の内容を示唆するお話でした。

世界観も初演・ITと違い、不思議な世界観でしたね。

 

台本

【製本版】朗読「或る少女たちのすべて」台本 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

【DL】朗読「或る少女たちのすべて」台本 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

 

(7)2021.01 【朗読】デストルドー9 クローゼット・ドラマ「アンドロギュノスの乙女」

初演もADも男性キャストメインでしたが、アンドロギュノスの乙女は女性キャストがメインの朗読劇でした。

 

PV

 

 

 

これの面白いところが

○初見の人

ストーリーの流れとともに謎が紐解かれていくミステリーとして楽しめる。

○初演のみを知っている人

プロジェクトFは「16~19歳までの健康で優秀な男子」が採用されるのにメインキャストが女性なのはなぜ?どうデスナインにつながるんだ?という疑問点が浮上する。

○「或る少女たちのすべて」を知っている人

最初からストーリーの矛盾点がわかる・キャラの行く末を知っているものの、いろんなところでミスリードがあるのですごいおもしろい。

 

本当は現地公演があるはずですが無観客配信となってしまいました。

素晴らしい内容だったのですが、こちらも配信終了してしまいました。

また観れるようになりませんか……

デスナインADに出てくる染谷律も出てくる話なので再配信お願いしたいです。

主役のハナちゃんが可愛いししぬほど尊いので全人類に浴びてほしい。

 

デスナインADに出てくる「忘れられた物語」も「たとえ明日世界が滅びるとしても今日僕は林檎の木を植える」という言葉の意味もここで明かされているのですが…

台本あるのでぜひ…

【DL】朗読「アンドロギュノスの乙女」台本 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

 

染谷律のtwitter

染谷律 (@someya_ritsu) | Twitter

日付に注目していただきたいですね。

 

 

(8)2021.08 【舞台】デストルドー9 ~アドゥレセンスの聖戦~

先日、公演が終了したばかりの最高の舞台、デスナインAD

全6公演観劇させていただきましたが感想はまた別で書きます。

とりあえず嗚咽も漏らしながら劇場を後にしました。

観客は彼ら(キャラたち)に対して何もできない、ただ観ているだけと強調された公演でしたね。悔しいですね。どうしたらいいんでしょうね。ね?

 

台本はもう購入されましたか?え?買ってない?

まだその段階なんだ(大輝ボイス)

これは買わんとまじであかんです。大事な情報がいっぱい載っていますので何卒…

【製本版】上演台本【アドゥレセンスの聖戦】 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

【DL】上演台本【アドゥレセンスの聖戦】 | 【公式】「デストルドー9」通販サイト

 

 

初期のPV

 

 

 

PV

 

Rについて

本編中で出てきたR。

実はtwitterやブログなどに前々から登場していました。

ツイートを全部載せるの大変なのでぜひ探してみてくださいね。

ちなみに私はこんな感じで検索してます。「from:destrudo9 R」

 

 

Rの記録01 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

 

渡井佑希の日記

おや?なんだかおかしいですね。

SSS「渡井佑希の日記」 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

SSSの記録01 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

SSSの記録02 | 舞台「デストルドー9」制作ブログ

 

リンク祭りになってしまいました。

ボイスドラマ・デスナインITの映像配信は本当に触れていただきたいです。

稚拙な文ですが、過去公演の感想(ネタバレ込)もブログに書いていますので、もし読んでもええかなと思っていただけたらぜひ…容赦ないネタバレとオタクの暴論になっています。

 

 

解説とかも加えてまた更新しようと思います。

問題があれば消します。